若きカップルがハマった停滞期。コロナ禍で大事な予定が次々流れて
長らく続くことになったコロナ禍は、若者のライフスタイルにも多々影響もたらしています。“コロナ婚”や“コロナ離婚”といった単語が指し示す通り、結婚に対する考え方や価値観にも変化が訪れているようです。
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入籍まで秒読みだった長岡京子さん(仮名・27歳)は「コロナがなければ、たぶん今ごろ新婚生活を送っていたはず」と嘆きます。一体彼女の身に何が起こったのでしょうか……?
「2020年の春、コロナが流行し始めていたころに3つ上の男性と交際を始めました。おうち時間を楽しく過ごし、ケンカもせず関係は良好でした」
マッチングアプリを通じて交際を始めた長岡さん。外出自粛でできることは限られていたものの、2人でいる時間は充実していて、不満なく交際を続けていたようです。
「コロナ禍だからこそ、お互いの考えがマッチするかをじっくり見ることができて、逆に良かったと思います。ますます彼との将来を考えられるようになりました。そして付き合ってまだ数か月でしたが、同棲の話が上がったんです」
「お互い一人暮らしだったので、一緒に住まないかと。でも、『テレワーク部屋を作ったほうが良い』と思ったせいでもあるんですが、予算内にしっくりくる物件が見つからずで、なかなか話が進まなかったんです。
結局、『まだ早いかな』という結論になり、同棲の話は無くなってしまいました。残念ではあったけれど、平日も休日も同じ空間にいることでケンカが増えたという友達もいるし、これで良かったのかなと一旦割り切りました」
夏季休暇には、双方の両親にあいさつをしに行く計画をしていたはずだったとか。しかし、それも……。
コロナ禍でも円満な交際を開始
帰省のタイミングが先延ばしに…
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