これは一見、謙虚な感じがするかもしれませんが、言われたほうはいい印象を抱きません。 　まず、私なんてと言われたほうには、精神的な負担がかかるんですよね。つまり、「そんなことないよ」って否定してあげたほうがいいんだよね……というプレッシャーを感じるということです。 　しかも、「私なんて」と言う人も、内心では「そんなことないって言ってね。」と期待している場合がほとんどです。 「私なんて全然仕事できないし……」と言って相手から「確かに仕事できないよね」なんて恐らく言われたくないはずですし、言われることを想定していないでしょう。 　それだけでなく、単純に相手にネガティブな印象を与えますよね。私なんてという言葉のあとには「ダメだから」「仕事できないから」などのネガティブな表現が続きます。 　そのうち「この人、めんどくさいな…」と思われて、だんだん人が離れていきます。 　自分の特技などを褒められたら、素直に「ありがとう!」などと言うほうが間違いなくいいです。