何気なく言う人は多いですが、この言葉によってもしかしたら、「相手を否定し、相手の心に傷をつける」ことになっているかもしれません。 　たとえば、あなたが「俺、毎日ランニングしてて～」などと言ったとき、相手に「いや、でも、ランニングって疲れるだけだよ」と言われたらどうでしょうか？ 　何度も何度も「いや、でも」という言葉を投げてしまえば、そのうち相手は、あなたとコミュニケーションを取ることを嫌がるようになる可能性が高いです。 　もちろん、「相手と異なる考えを持ってはいけません」ということではありません。「異なる考えを伝えるなら、言い方に気をつかいましょう」ということですね。 　たまに「私は周りと考え方が違うから嫌われてしまう」と誤解している人がいますが、そういう人はたいてい「言い方が悪いから嫌われているだけ」です。 　改善方法としては「いや、でも」と否定せず、まずは肯定し、相手に質問することを意識しましょう。それだけで印象は大きく変わります。