更新日:2022年02月24日 08:51
スポーツ

実は初心者でも楽しめるカーリング。軽井沢では「企業研修」としても活用

テレビで観戦したカーリングとの違いは…

シート

シートの全長は約45メートル。アイスの上に立つと、その大きさに衝撃を受ける

 実際、記者がカーリング体験に参加してみると、まず試合を行うシートの長さに驚かされる。ストーンを放つ場所とハウスまでの距離は、テレビで観戦した際の印象よりもだいぶ遠い。  軽井沢アイスパークの体験プログラムでは通常の半分サイズのシートが使われるが、それでもハウスまでは距離があり、オリンピックで繰り広げられているような数ミリ単位の繊細なショットはとても真似できないことはすぐに悟る。

初心者でも初心者なりに楽しめる

指導風景

丁寧なレクチャーにより、カーリング独特のフォームもメカニズムから理解できる

 
スウィープ

北京オリンピックで話題になったスウィープ。全力で掃くとあっという間に汗だくに

 とはいえ、指導員から基本的なルールやフォームを習い、試技を繰り返せば、ある程度の目星をつけてストーンを放てるようになるため、初心者同士でも試合を成立させることはできる。  運よくストーンがいい位置にいけば思わず頬を緩んでしまうし、チームに迷惑をかけてしまうと落ち込む。  テレビで見るトップ選手のような美しい所作はできなくても、経験やスキルに応じて、さまざまな楽しみ方ができるスポーツであることがよくわかる。
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