更新日:2022年02月24日 08:51
スポーツ

実は初心者でも楽しめるカーリング。軽井沢では「企業研修」としても活用

民間企業の研修プログラムとしても好評

カーリング

初心者であっても試合となれば、熱を帯びたコミュニケーションが生まれていく

 また、試合を通じて改めて実感するのがチームメイトとのコミュニケーションの重要性。厳しい局面にあっても笑顔でコミュニケーションを重ねる「ロコ・ソラーレ」の姿はおなじみだが、自分がアイスの上の立ってみると、どうゲームを進めるか意見交換を細かくすることの大切さは初心者でも理解ができた。  記者が参加した際は初対面の人ばかり4人で組んだ急造チームだったが、試合を通じて自然とコミュニケーションが生まれ、だんだんと一体感が育まれる経験はユニークで面白い。  近年、カーリングはチームビルディングの題材としても注目を集めているという。「民間企業の研修プログラムとしても好評をいただいています」(前出の西山氏)とのことだが、たしかに同僚や知人とチームを組んでも関係性の再構築や新たな個性の発見などが起こりそうだ。

2018年には「前年比400%」の集客を記録

カーリング 専用施設もまだ限られているものの、2大会連続での躍進もあり、カーリングという種目は確実にこの国で浸透を続けている。  軽井沢アイスパークでは、オリンピックでのカーリング競技初のメダル獲得に湧いた2018年に前年比400%の集客を記録。日本代表が世界の頂点にさらに近づいた2022年は4年前を超える盛り上がりが起こるかもしれない。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <取材・文/日刊SPA!編集部 撮影/岡戸雅樹> ※現在、軽井沢アイスパークは長野県のまん延防止等重点措置により臨時休館となっています。最新情報は公式ホームページよりご確認ください
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