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KAT-TUN・17年目の魅力を詰め込んだライブを開催

Kinki・堂本光一、嵐・櫻井翔の観覧に会場もざわつく

 また、この公演にはKAT-TUNにとって縁の深いKinki Kidsの堂本光一、嵐の櫻井翔も彼らの成長を見守っていた。とくに光一は、‘01年に音楽番組「ポップジャム」で自身の専属バックダンサーグループとしてKAT-TUNを結成させた、いわば生みの親。 ’98年のKinki Kidsのライブが、ジャニーズJr.としての初ステージだったという中丸は、「ジャニーさんに『経験値を積め』ということで出させてもらって、子供ながら『頑張りたい』っていう気持ちは芽生えました。そのあとにKAT-TUNを作ってもらうわけじゃないですか。本当に光一くんには頭が上がらないですよ」と話した。  また、光一主演のミュージカル「Endless SHOCK」で共演していた上田は、「俺らのデビュー前後に、光一くんが(ライブを)見に来てくれたんですよね。あれは絶対に社交辞令だし、そのときは俺たちくそ野郎だったから。いい気分で来てなかったと思う。でも、今回こうやって来ていただいたことが慨深くて嬉しい」と笑顔を見せた。  櫻井はKAT-TUNのライブに毎年足を運んでいるそうで、新曲「CRYSTAL MOMENT」では、タイトルとラップの詞と構成を担当している。  亀梨は「忙しい合間を縫って、毎回来てくれるからね」と嬉しそうに話す。中丸は「翔君との思い出をいいますと、デビュー曲『嵐』PVで後ろに8人ぐらいジュニアが出てるんですよ。あれ、当確線上ギリギリで……落ちました!」と報告すると、亀梨が「出てないんかい!」と食い気味にツッコむ。  上田は、「光一とアニキ(櫻井)、略してコニキ~。ありがとうございます!」と、2人に手を振った。

オトナの魅力が詰まった17年目のKAT-TUN

 ライブ終盤には、中丸が「KAT-TUNも17年目に入りましたけど、みなさんのおかげで本当に楽しくやらせてもらっていて。今日は尊敬する先輩たちが見に来てくれて、長くやってきてよかったなと実感してます」と、メッセージ。  上田もファンに向けて、「人間生きていたら、ツラいことやマイナスに思うこと、ストレスが溜まることもある。こういう状況だからこそ、楽しい何かを見つけることが次の1歩になると思っています。これからも楽しい時間をみなさんに提供していくので、KAT-TUNと一緒に景色を共有できたらいい」と話した。  亀梨は、「こういう世の中の状況で、楽しい時間が過ごせるというのはたくさんの方たちの協力や、みなさんの行動力や理解のおかげだと思っています。みんなが僕の一部であるように、これからもみんなにとって、楽しいときだったり、ときにはそうじゃないツラいときも、なるべく傍に存在できるような自分でありたいなと思って、これからも活動を続けられたらいいなと思っています。これからも一緒に歩んでください。本当にこうやって貴重な時間を使って会いに来てくれてありがとう。またね」と、感謝を伝えた。  オトナの魅力が詰まった17年目の彼らが、どう進化していくのか楽しみにしたい。 取材・文/吉岡 俊 撮影/後藤 巧
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