日本社会は「出すぎた杭」を許さない?今も残る投資ジャーナル事件の風潮
“出る杭”となったガーシーは打たれるのか
もう1人はガーシーだ。ガーシーは自身のYouTubeチャンネルで、警察が自分が行った詐欺行為の被害者に対して、自分と示談しないように裏工作をしていると発言。被害者たちが最初に警察に行った時は、立件できないとして門前払いしたにもかかわらず、ガーシーが世間を騒がすようになった途端、彼を逮捕する方向に動き出した。それは誰かしらが、警察に圧力をかけたためだとガーシーは言う。 ガーシーの主張はいくぶん被害妄想めいているし、ホリエモンや中江滋樹の逮捕が不当であったと、明確に主張できる根拠を私は持たない。しかし日本社会が「出る杭は打つ」体質である事は間違いないだろう。正直言って、他の先進国に比べて、社会の紊乱者に対して、恣意的に権力が行使されることが許されていると感じる。頭の中を変えなければ日本経済は先細りしていく…
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