雑学

【事件現場清掃】いったい月給いくらなのか?

大学生の新卒内定率がどん底といわれる昨今。しかし、アングラ業界は今も、高収入で人材不足が続いている。どうやったら就職できるのか? いくら稼げるのか? そんなギリギリな仕事の秘密に迫る。思わぬ天職が舞い込むか、それとも捕まって塀の中か…… 究極の就職案内がここにある!

【事件現場清掃人】

平均月収   初任給18万円(年4回賞与あり)
危険度    
就職難易度 ★★★

 人が死ねば、必ず死体が残る。死とは決してキレイ事では済まない。出血があり、日がたてば腐敗臭も漂い、虫も湧く。そこで、事故死、自殺、孤独死など、自宅で不慮の死を遂げた場合の事後処理を専門に行うのが事件現場清掃人である。『事件現場清掃人が行く』(飛鳥新社)の著者である高江洲敦さんは、この仕事のポイントを「人門力」だと語る。

「立ち会われるご遺族との対話が何より重要ですね。『こういう形で死なせてしまって』と後悔される方もいれば、『清々した』と仰る方もいる。いずれにせよ、ご遺族が一歩でも先に進むには、そうした感情を吐き出すことが大切です。いかに労い、傾聴できるか。『聞いてくれてありがとう』と言われるまで話をひたすら聞くことができるコミュニケーション能力の高い人でないとできない仕事です。汚れやにおいはすぐに慣れますが、ご遺族との会話は、いつまでたってもいたたまれないものです」

 月に20~40件の現場を自分の足で回っているという高江洲さん。現在、求人はしていないが、来年2月をめどに、運転免許と営業経験があり、かつ”真摯”である新入社員を募集するとも。

「55~65歳の単身者の孤独死を中心に、依頼件数は着実に増えています。毎日、こうした現場に出ていると、最初は人と会うのが嫌になるくらい落ち込むかもしれませんが、誰かがやらねばならない仕事。ご遺族と大家さんの感謝の言葉だけが、心の支えですね」

― 高収入[アングラ稼業]就職案内【1】 ―




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