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「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」いよいよ開幕。前日公演をリポート

「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」いよいよ開幕

 不朽の名作が新化を遂げて生まれ変わった!! 「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」は、シルク・ドゥ・ソレイユの数あるツアーショーの中で、最も長い期間上演された特別な作品であって、その25周年の年である2019年にまったく新しいものに生まれ変わった。「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」は1994年に誕生し、2013年に一端幕を下ろすまで約19年間に渉って全世界255都市で上演され、1400万人を超える観客を動員してきた。前回作品の「キュリオス」から5年ぶりの日本公演最新作となる。  コレは見逃せない!ということで、さる2月7日、舞台会場となる東京・お台場ビッグトップで、「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」の前日公開リハーサルに伺った。次から次へと繰り出される至極の演技に、見ていて感動を超えるて絶好調の舞台に吸い込まれてしまう。メインの音楽は最高のシビレと楽しさを伝えてくれるし、客席と一体となった極芸の数々に、緊張でビクビクした。 「ダイハツ アレグリア‐新たなる光‐」は、リズムと間と魅惑ある美術が絶妙に作用して、完全に格式ある芸術として究極の位置だ。仕上がりとしては200%の出来に上がったといえるだろう。そして、数々のアクロバット演目が、新旧の力のバランスを変え、王国に新たな光と調和をもたらしていくのだ。

舞台セットとパフォーマンスで独自の世界観を構築

 ストーリーは、「王を失くし、かつての輝きを失った王国。保守的な古い秩序と変化・希望を求める若い世代との間で勢力争いに揺れ動いている。かつて王に仕えていた道化師が不器用ながらにも王位を継承したかのように振る舞う。力のバランスを変えようと若者達が街の中から立ち上がり、やがて彼らの国に光と調和をもたらす」というもの。  舞台セットは、過去と現在の両方の権力構造の対立を強くイメージしたもので、手工業的芸術と、金細工からインスピレーションを得た壮大なスケールを現代風流に置き換えて表現している。一新されたステージ演出と艶美な衣装、更なる進化を遂げ極致の域に達したアクロバット演目に、すべてが新しく生まれ変わる伝説の幕開けを感じる。
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アクロバット演目別に見どころ紹介
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ライター/ラウンダー/リサーチャー 立教大学卒業。出版社勤務後、ゼネコンを経てフリーランスとして10年間活動中。専門は取材ライティングと市場調査で、趣味は食べ歩き。特技は水泳とドラム。

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