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鉄道むすめ・西浦ありさが語る、日本最先端の鉄道「松浦鉄道」の魅力とは

鉄道むすめ・西浦ありさ、松浦鉄道を本格PR!

フォトセッション「こんにちは。西浦ありさです。私もこれからファンの方々にと一緒に、松浦鉄道を色々調べていきたいです! よろしくお願いします」  10月9日(日)、鉄道むすめ・西浦ありさ(CV・安齋由香里氏)が「ぜひ感動を味わいに、松浦鉄道にお越しください!」と、九州の松浦鉄道株式会社をアピールした。このイベントは、日本で最西端の鉄道として有名なMR松浦鉄道が、西九州新幹線開業でひときわ盛り上がりを見せる沿線6自治体(有田町、伊万里市、佐々町、佐世保市、平戸市、松浦市)、佐世保玉屋と鉄道むすめ・西浦ありさでタッグを組んで、一日限りの公開スペシャルイベントを新宿サナギで開催したもの。  このイベントでは、有田駅から佐世保駅までを単線で結んでいる松浦鉄道株式会社の鉄道むすめに関連した歴史や、レアな記念品の展示公開に合わせて、関係者によるイベント開催記念のスペシャルトークショーも行われた。スペシャルトークショーでは、西浦ありさの声を担当する安齋由香里氏、今里晴樹・松浦鉄道社長、有田町・松尾佳昭町長、松浦市・友田吉泰市長、鉄道マニア芸能マネージャー・南田裕介氏との対談が賑やかに行われ、テツなファン達の熱い視線をくぎづけにした。愛嬌のある笑顔で地域鉄道をどう牽引することができるか、観光でどれだけビジターと売上を増やしていけるかに注目の視線が注がれている。

鉄道むすめってそもそもどんなグループ?

 鉄道むすめは、鉄道に関する職場で働く女性をモチーフに、株式会社トミーテック(玩具メーカー・タカラトミーの子会社)が展開している制服キャラクターコンテンツで、2005年から展開を開始し、100名以上のキャラクターがいる。それぞれの名前は、それぞれが所属する鉄道会社の駅名、列車名、沿線の施設名などに由来しているから、当然ながら活躍しているのは西浦ありさだけではない。メンバーは、色々と顔色が豊かだ。  例えば、大好評だった2021年のキャラクター総選挙での第10位までの面々をいくつか挙げてみると、第1位—朝陽さくら(長野電鉄株式会社車掌キャラ、名前の由来は「朝陽駅」と北信五岳が見える「桜沢駅」から)。第2位—八木沢まい(上田電鉄別所温泉駅の駅長キャラ、名前の由来は「八木沢駅」と「舞田駅」から)。第3位—豊川まどか(大阪モノレールのフロアアテンダントキャラ、名前の由来は「豊川駅」と「門真市(かどまし)駅の逆読み」から)。そして第10位—西浦ありさ(ナントモ!)と、守備ジャンルの幅が広く、超・具体的であるのが特徴で、日本全国の鉄道をほとんどカバーしていて、鉄道むすめ達は各地で大活躍中だ。  では、西浦ありさはどうだろうか? 西浦ありさの名前の由来は、最も西に位置する鉄道・松浦鉄道西九州線から「西浦」が名字で、名前の「ありさ」は起点駅となる有田駅と終点の佐世保駅からで、松浦鉄道の広報担当キャラである。その中で、西浦ありさは、1月の有田町観光大使に始まり、アジフライの聖地・松浦市では松浦アジフライ大使にも着任している。現在、英会話の勉強中とのことで(笑)、細部にこだわりを貫いた演出が旅する者達の胸を躍らせ、十分に鉄道旅の楽しさを味わうことができるだろう。
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会場に入りきれないほどのファンの数々
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ライター/ラウンダー/リサーチャー 立教大学卒業。出版社勤務後、ゼネコンを経てフリーランスとして10年間活動中。専門は取材ライティングと市場調査で、趣味は食べ歩き。特技は水泳とドラム。

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