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アポをすっぽかして帰宅も「上司が悪い」と言い張る激ヤバ新入社員の懺悔

 社会人になりたての若手時代は挫折がつきもの。どんなに優秀な人物でも、忘れられない失敗談を1つや2つ持っているはずです。しかし、会社を辞めるほどの強烈な“しくじり経験”は珍しいかもしれません。黒田正人(仮名・26歳)さんが当時の体験を振り返ってくれました。
サボる会社員

画像はイメージです

大変だと思うことは特になかった

 黒田さんは都内の難関大学を卒業後、誰もが知るような大手企業に入社します。 「大学卒業後は、金融業界で働くことになりました。内定倍率が500倍ともいわれるような外資系企業を志望していたため、正直自信はありませんでしたが、無事就職できました。実際に働いてみても、大変だと思うことは特になかったですね。『新卒なのに仕事ができる』『論理的に考える力があって賢い』と褒めてもらったりして」

順風満帆だったはずが…

 即戦力として、早い段階で会社に貢献していた黒田さん。社会人としての第一歩は、順風満帆な滑り出しと言えるでしょう。しかし、そううまくいかないのが人生というもの。思いもよらぬタイミングでつまずいてしまうことになります。 「いつもは上司と待ち合わせをしてから客先を訪問するのですが、スマホのグーグルマップの調子が悪くて集合時間に遅れそうになってしまい……。道に迷ったことを上司に伝えようと電話したのですが、ずっと通話中で繋がらずで。そうこうしている間にこのやり取りをしている時間が無駄に思えてきて。私がいなくても上司1人で客先回りはできるし……。そして、何を思ったかその時の私はそのまま家に帰ってしまったんです……。今思えば完全にヤバい奴です」
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退社して自分のヤバさに気づく
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昼間はライターとしてあらゆる性や嗜好について取材。その傍ら、夜は新宿二丁目で踊るダンサーとして活動。Instagram:honoka_yamasaki

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