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身長173㎝・新時代のグラビアクイーン瑚々の素顔

中学生以来の演技に挑戦

――女優として初主演の短編映画『ホワイト ライ』がまもなく公開されますね。「人はなぜ嘘をつくのか?」という問いをテーマにした作品ということですが。 瑚々 最後に演技したのが中学生のときだったので、すごい久しぶりで。私が演じるのは、親友との過去の出来事に縛られて生きている就活生の楓花という役です。年齢的には近いんですけど、楓花ちゃんは白黒つけた方がいい場面でも、相手のためだという気遣いからグレーにしてしまう感じの性格で。それが原因となって起こる人間関係のこじれが個人的にはモヤモヤしてました。私も人に気を遣う性格ではあるんですけど、気遣いの方向性が違うというか、その部分の落とし込みが難しかったです。 ――演じ切れた感じはありました? 瑚々 自分なりに考えて作品に入ったので。今の私にできるお芝居はこれだというのを受け入れて、できていない部分は次に生かさないといけないかなと思いますね。お芝居は楽しめましたし、課題もたくさん見つかった現場でした。 ――今作は「嘘」がテーマですが、お話を聞いてると瑚々さんは嘘をついたり、オブラートに包むのは苦手そうですね。 瑚々 そうなんですよ。自分でもオブラートに包んだほうがいいなと思うときもあります(笑)。ただ、私はモヤモヤしたまま進んでいくのが気持ち悪いので、自分のために白黒つけたくなっちゃうタイプ。結局、自分中心な性格なんだと思います。 ――曖昧にする人は多いですから。 瑚々 仕事でもプライベートでもそれをやっていたら、良いものでも悪いものになる気がしちゃう。もちろん周りの大人の言うことも聞くけど、ちゃんと話し合うことも大事にしていきたいです。
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コロナ禍での学生生活
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