更新日:2024年02月14日 15:24
仕事

「おたくとの今後の取引を停止する」取引先の“きっついカスハラ”に、上司が放った反撃の一言

 店や企業に対して、“顧客”という立場を利用しながら理不尽なクレームをつけたり、無理難題を押し付けたりするカスタマーハラスメント(以降、カスハラ)。その多くは客や消費者によるものだが、企業間で取引先の担当者が“契約打ち切り”などをチラつかせ、カスハラまがいの態度で無茶を要求してくるケースも……。特に若手の社員に対しては、あからさまに威圧的な言動をとる人もいる。

キレ気味の電話に困惑

カスハラ

※写真はイメージです。以下同

 大手企業のコールセンターでクレーム対応をしていた菅原大地さん(仮名・20代)。コールセンターは、一般客からの受電と、企業からの受電の部門があり、菅原さんは後者に属していたという。  ある日、会社で扱っている商品を発注する立場にある、取引先の男性社員Aから電話を受けた。すると、すでにキレ気味だったようで……。 「Aは、『商品が届いたが不備があった。今回の発注は取り消す』と言ってきました。私は、不備の内容を細かく確認し、対応策を考えて提案しようとしたのですが」

口調を荒げ、聞く耳をもたない取引先の担当者

「急に口調を荒げ、『もう遅い!』と言い放ったんです。さらには、『このままであれば、おたくとの今後の取引を停止せざるを得なくなるぞ』とまで言ってきました」  当然のことだが、コールセンターでは常に丁寧な対応を心がけている。菅原さんは、聞く耳をもたないAに対して、どう接していいのかわからなくなってしまったそうだ。 「荒野に取り残されたような気持ちで冷や汗が止まりませんでした」  そんな中、菅原さんの上司が「電話に代わる」と言い、対応を始めた。
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脅しに対して上司が反撃
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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