SEを早期退職後、交通警備員に。先輩や隊長から怒鳴られる日々――早期退職のその後トップ10
早期退職やリストラに倒産……40代50代で人生が激変した人がいる。今回は定年前に早期退職を選んだ人たちのその後を取材し、反響の大きかった記事ベスト10を発表する。第2位はこちら!(集計期間は2021年1月~2022年12月まで。初公開日2021年12月13日 記事は取材時の状況です)
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日本経済の影響もあり、「早期退職者」を募集する会社が目立つ一方、高年齢者雇用安定法の改正で「70歳定年」が叫ばれるようにもなっている。中年サラリーマンにとっては、いったい何歳まで今の会社に残れるのか不安は募るばかりだ。
年齢を重ねれば当然、肉体や精神にもガタがくる……。
システムエンジニアとして働いていた松岡さんは、突如ストレスからくる不調に悩まされ、休業せざるをえなくなった。1年の休養を経て職場復帰したものの、体調は回復せず早期退職することになってしまったという。
「幸い私は88坪の土地を持っていたので、家を小さく建て替え、余った土地を賃貸駐車場にして生計を得る計画を立てました」
退職しても順調に収入は得られるだろうと考えていた松岡さん。しかし思いもよらない誤算が生じてしまう。
「賃貸駐車場を作って定常的な利益を得るには、2年余りが必要ということが分かったんです。その間は当然無収入ですので、働かなければなりません」
早速ハローワークに行くと、50代の求人の多くは警備員か清掃員だった。
「背に腹はかえられません。私は警備会社に応募し契約社員の交通警備員として採用されたんです」
大型ショッピングセンターに配属された松岡さん。交通警備員の仕事は予想以上に過酷だったそうで……。
ストレスによる体調不良から早期退職せざるをえなかった松岡達成さん(仮名・50代)。デスクワークから一転、交通警備員として働き始めた。その悪戦苦闘を紹介したい。
体調不良で早期退職、駐車場経営で稼ぐつもりが…
選択肢は警備員か清掃員
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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