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訪日外国人急増で爆上げ必至!いま仕込むべきインバウンド銘柄8選

 コロナ禍が収束に向かい、訪日観光客数も回復の兆しを見せている。本年度中には2000万人の到達も予測されるなか、インバウンド銘柄で利益をゲットするためには?

観光業が回復に向かう時にはインバウンド銘柄に目を付ける

『マネー(得)捜本部』写真を撮る外国人

※写真はイメージです

 政府観光局(JNTO)によると、’23年1~6月の訪日観光客数は累計1071万2000人。’22年10月の入国緩和以降、訪日外客数は増加し続けている。  今後も観光業が回復に向かうと予想されるなか、注目しておくべき銘柄は?  SBI証券投資調査部長の鈴木英之氏は、話す。 「インバウンド関連は、成長銘柄よりも成熟銘柄が多い。ある程度株価の回復も進んでいるので、今過熱している銘柄よりも、少し反応が遅いぐらいの銘柄で、最もインバウンドが増加した’19年末を基準に業績の回復力と株価の回復力で選ぶのが堅実です。成熟銘柄は、高いところで買うと、下げても回復まで時間がかかる場合があります」  インバウンドといっても幅広く、観光客の行動にかかわる産業がすべて含まれる。おみやげ販売や百貨店、鉄道、市販薬などだ。実際にそうしたインバウンド関連銘柄を見ると活況が続いている。 「たとえば、コメ兵ホールディングス(東S・2780)。インバウンド需要で大きく業績を伸ばし、株価は’19年末に比べて291.3%増。中古や新品の宝石、貴金属が観光客に買われています」

サンリオやオリエンタルランドなどの株価が大きく上昇

「サンリオ(東P・8136)はIP資産を育ててきたことがインバウンド市場に評価されています。マツキヨココカラ&カンパニー(東P・3088)も’19年末から株価が99.9%上昇しています。格安航空券予約サイト『スカイチケット』を運営するアドベンチャー(東G・6030)も同じく88.1%増。オンラインの旅行業が成長産業であるとマーケットが判断したのでしょう」 「東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド(東P・4661)も83.5%、大手百貨店では三越伊勢丹ホールディングス(東P・3099)も上昇しています」  また、意外なところで注目されるのは、鉄道株だ。 「富士急(東P・9010)は陸運業ですが観光業が主体です。’22年3月~’23年3月の売り上げ約429億円のうち、半分ほどがレジャー・サービス業です。訪日客を成田空港から輸送する京成電鉄(東P・9009)も伸びています」  すでに上がっている銘柄も多いため、強い銘柄についていくか、出遅れた銘柄を狙うか戦略を柔軟に考えておくことが重要だと鈴木氏は話す。  一方、インバウンド銘柄を選ぶ上では、コロナ前との状況の違いに留意すべきと指摘するのは証券アナリストの栫井駿介氏だ。
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中国人観光客の増減に影響を受けやすい企業とは
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