恋愛・結婚

「高学歴・高収入なのに結婚できない男性」に共通している3つの原因

②身の丈に合わないプライドの高さを持っているから

オフィスで楽しく話す上司と部下 自分に自信を持つことは決して悪いことではありません。しかし、自身を客観視できておらず、身の丈に合わないプライドの高さを持ってしまっているとしたらどうでしょうか。  高学歴・高収入というバックボーンがあると、プライドが高くなりがち。ですが前述したEQが低いハイスペ男性は、実際にはそんなに素晴らしい人格者ではないのに、過剰に自分は優れた特別な人間であると思い込む傾向があるのです。  そして、EQが低い人のなかには、自分を客観視できておらず自分の欠点などに対して自覚が薄いタイプも多いもの。自身の至らない部分には気づいていないのに、プライドばかりが高いため、高慢・不遜な態度を取り、無自覚のうちに他者(女性)を見下すような振る舞いもしてしまうのです。  最初はハイスペックな部分に惹かれていた女性も、そういった男性に愛想を尽かして離れていくというケースが多いというわけです。

③“自分が正しい”と思い込んでいるから

 EQが低いハイスペ男性は、自分の考えが唯一無二で正しいと思い込んでいる傾向があります。  当たり前のことなのですが、人それぞれ価値観は違うもの。それはつまり、ある事象に対して「正解」はひとつではなく、「正解」は価値観の数だけ無数にあるということでもあります。  あくまで一例ですが、高収入を目指して恋人や家族との時間を犠牲にして仕事に打ち込むという選択もひとつの「正解」ですが、それとは真逆で仕事よりも恋人や家族との時間を優先して大事にするという選択もひとつの「正解」。どちらも「不正解」なわけではなく、両方とも「正解」です。  けれど、EQが低いハイスペ男性は前者の考え方をする傾向があり、それだけならまだしも、自分の「正解」が万人に通ずる唯一無二の「正解」だと妄信し、後者の考え方を「不正解」だと決めつけることが往々にしてあるのです。  このように地頭が悪く価値観の多様性を理解できていないと、他者の考え方に寄り添うことができず、けっきょくは自分の利益や保身のための利己的な行動に走りがちになります。  自身の考えが絶対的に正しいのだと押し付けて、相手(女性)の考えを否定するようなタイプのハイスペ男性はモラハラ認定されてしまい、結婚相手候補から外されてしまっても仕方がないでしょう。
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「自分は人格も優れている」という勘違い
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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