恋愛・結婚

「じゃあ結婚しよう」が地獄の始まりだった。生理の遅れを彼氏に告げるとクズすぎるLINEが届いて…

突然すぎる「別れたい」「堕ろしてほしい」

スマホで話しながら泣いている女性 麻衣さん的に、「じゃあ結婚しよう」の“じゃあ”がとても引っ掛かったそうですが……。 「それから拓馬は避妊しなくなったんですよ。私が妊娠してもいいということだと思って、ハイスペ男子から求婚されたという事実を素直に喜べるようになりました。でも、それからしばらくして私の生理が数週間遅れていたので、それとなく伝えると『え、そうなんだ』の一言だけ。拓馬はあからさまに目が泳ぎ始めたんです」  その日は「急な仕事が入った」という理由でそそくさと帰った拓馬さん。それから数日間、LINEを未読スルーされるようになり、不穏な空気をヒシヒシと感じていた麻衣さんに、彼から一通のLINEメッセージが届きます。 「それは『いろいろとゴメンだけど別れたい』という短いメッセージでした。妊娠してたらどうするの? と尋ねると、『堕ろしてほしい』とのことで、さすがにテンパりましたね。会って話し合おうとしても無視、電話だけでもいいから話そうと言っても無視。そのまま音信不通となって、うやむやにされました……」

共通の知人から「拓馬君の結婚式、出る?」

 不幸中の幸いか、麻衣さんは生理不順だっただけで、妊娠しているわけではなかったそう。しかしそれから数ヶ月後、彼の想像を絶するゲスさが発覚したそうです。 「拓馬を紹介してくれた共通の知人から、『拓馬君の結婚式、出る?』って連絡が来たんです。その人は私たちが付き合ってたことを知らなかったみたい。話を聞くと結婚相手は35歳の年上女性で授かり婚とのこと。……別れ話をされたとき以上にパニクりましたよ(苦笑)。二股をかけていたのはほぼ確定。  さらに言うと、どちらが先かはわかりませんが、二人にプロポーズしていた可能性もめちゃくちゃ濃厚ですよね。時期的に私のほうが後だったのかもしれないんですけど、だとしたらなんで避妊しなくなったのかが謎すぎます。謎すぎるというか……クズすぎでしょ」
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どうして「絶対にバレるウソ」をつくのか
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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