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“あおった1分後”に対向車と接触、右フロントがベッコリ…「迷惑運転ドライバー」の哀れな末路

被害者の相手ドライバーがブチキレて…

ちょっと気の弱そうな若い男性で、とても煽り運転するような人には見えなかったですね。少し落ち着いてからはアラフォーくらいの相手の運転手にペコペコと何度も頭を下げて謝ってました。こちらの方は幼い子供が乗っていたからだと思いますが、『一歩間違えば取り返しのつかないことになってたんだぞ! アンタわかってんのか』と怒鳴り、奥さんらしき女性が必死になだめていました」  なお、田嶋さんは夫婦に事故の相手車両が衝突の少し前に自分のことを煽ってきたこと、追い抜いた際に明らかに制限速度を超えていたことを証言。どうしても言わずにはいられなかったようだ。 「当時、私のバイクにはドライブレコーダーを付けておらず、証拠としての価値はまったくなかったですけど、過失割合が下がるようなことになったら嫌だなって。それでもこの方の車にはドライブレコーダーがあり、中央線を越えて向かってくる様子がばっちり映っていたそうなので問題ないとは思いましたけどね」  警察が到着する前には現場を立ち去ったが、必要とあれば証言することを約束。特に求められることはなかったが後日連絡があり、丁寧なお礼の言葉を受けたそうだ。 「そこまで詳しくは聞いていませんけど、相手がセンターラインを越えての衝突事故だったため、全面的に相手に非があると認められ、過失割合は10対0。けど、車は結局廃車にせざるを得なかったようです。煽り運転したと思ったらその直後に別の車と事故を起こしてるわけですし、やっぱりイライラした感情のままで車に乗るのは危険。そのことを改めて考えさせられる出来事だったと思います」  煽り運転は相手も自分も危険に晒す行為。事故を起こして後悔してからでは遅いのだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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