ライフ

50歳になった元パチプロの“その後の人生”。資格取得の勉強は1年で終了、居酒屋店主を目指すも…

父の認知症が始まり、複雑な心境に…

パチンコ 介護生活を続けていたが、父の認知症が始まったことで、さらに心境が変化したという。 「オヤジはちょっと認知症も始まっちゃって、私が板前になったこととか忘れちゃってんですよ。メシを作ったら『お前、パチンコばっかやってんのに、なんでこんなにメシ旨いんだ?』って。なんか嬉しいやら哀しいやら……」  そんな川本さんの今後の目標は「真の一国一城の主」だと話した。 「今後はオヤジを施設に入れることも含めて妹たちとも話しています。一度もしてこなかった親孝行をこんな形でするのも複雑な気持ちですが……。いろいろ片が付いたらちゃんとした一国一城の主として、お店を出したいと思ってます」  少し寂しげに語る川本さんだが、今後の人生プランについては前向きに考えているようだ。 文/谷本ススム
グルメ、カルチャー、ギャンブルまで、面白いと思ったらとことん突っ走って取材するフットワークの軽さが売り。業界紙、週刊誌を経て、気がつけば今に至る40代ライター
1
2
3
おすすめ記事