恋愛・結婚

「中高時代はモテたのに、なぜか社会人になってモテなくなった男性」が見直すべき4つの原因

③恋愛強者の“戦い方”しか知らずに、女性を楽しませる能力が低いままだから

デートする男女 放っておいても女子のほうから群がって来てくれていた中高時代ならば、常に“上から目線”のスタンスでもよかったでしょうし、自ら会話をリードして盛り上げる必要もなかったでしょう。  ですが、それはあくまで恋愛強者のスタイルであり、女性たちが初手から自分を好いてくれていることを前提とした“戦い方”なのです。中高時代にチヤホヤされてきたから、ずっとあぐらをかいたままで、女性を楽しませるトーク力を磨いていなかったり、女性が嬉しくなるような配慮を勉強していなかったりすると、モテなくなってきたと気付いたころには時すでに遅し。  社会人になって女性たちが重要視する要素が変化していって、モテの総合力が下がってきているのに、同じ“戦い方”しかしていなければ女性から相手にされなくなっても自業自得でしょう。

④非モテ男子が自分磨きで魅力を上げるため、相対的に順位が下がってしまうから

 “上から目線”の不遜な態度などしておらず、調子に乗ってあぐらをかいていたつもりはなくとも、非モテになっていくこともあります。  中高時代から変わらぬペースで人生を走り続けていたとしても、当時非モテだった男子たちが猛ダッシュで一生懸命努力して、自分磨きをして魅力を高めてくれば、どんどん追い抜かされてしまうもの。中高時代と同じタイムで走っていて、当時はそれがすごい好成績だったとしても、社会人になるとそのタイムが平凡かそれ以下になってしまう、ということです。  また別の視点で考えると、中高時代は「顔」100点・「運動神経」100点という“200点満点”の試験で高得点を取っていても、社会人になって「性格」100点・「仕事」100点・「顔」100点の“300点満点”の試験で高得点が取れるかどうかは、別問題ということでもあります。

モテ続けるか非モテになるかの分水嶺は、恋愛市場の変化への対応にかかっている

 繰り返しますが、中高時代にモテていた男性が必ず社会人になると非モテになってしまうというわけではなく、ずっとモテ続ける“勝ち組”も多くいます。ただ一方で、大人になってから一気にモテなくなるという男性がいるのも事実。  中高生と社会人とではモテる要素が大きく変わっており、それにともない恋愛市場での市場価値も大きく変わっている――その現実に気付くことが、非モテ回避の第一歩になるでしょう。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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