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給料は同じで業務量は1.5倍「独身と既婚者子持ちで不公平感がすごい」職場で上司の無神経な発言にア然

給料は同じなのに仕事量は1.5倍

窓越しでパソコン作業をする女性 そもそも沼田さんは結婚願望がなく、みずから独身の生き方を選んでいる。そのため、結婚していないことを突っ込まれるのも「癇に障る」と話す。 「上司たちは古い考えの人たちなので、女の幸せ=結婚・出産なんです。職場の先輩も実は妊活していたんですが、なかなか授からず、『君には母親の気持ちはわからないからね』と言われたことがきっかけで退社していきました。本当にひどいんです」  また沼田さんは給料面でも不満があったという。 「同期の既婚子持ちの女性と役職も給料も一緒。ただ、仕事量としては、私は彼女の1.5倍はこなしていると思います(苦笑)。でも会社的には、それが当たり前。彼女は産休も育休もフルに使って、なおかつ復職しても元のポジションに戻って減給もなし。逆に言えば、既婚の子持ち女性にはかなりいい職場でした」  沼田さんの月収は手取りで約35万円。給料の良さだけが励みだったが、ある上司の一言で限界を迎える。

退職を決意「この会社ダメだわ」

「私だけではなく、部下の未婚女性にも風当たりが強かったのでフォローをしたら『お前らみんなお母さんから生まれてきたんだろう、お母さんを大事にしろよ!』と怒鳴られたんです。あ、もうこの会社ダメだわって思って。翌日、退職届を出しました」  ハラスメント発言を続けていた上司たちは、沼田さんの急な退職に大慌て。「なぜ急に?」「引き継ぎはどうするんだ?」「辞めないで」などとすり寄ってきたという。 「もう辞めると決めたらスッキリしちゃったので、今までの仕返しじゃないですけど、有休をすべて消化しました。私が辞めたら誰が子持ち既婚者のフォローをするのか知りませんが、少しは私の気持ちがわかってくれればいいなって」
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あえて人間関係が希薄な職場に転職
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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