「先輩より偏差値高いんで」“高学歴の新入社員”、会社に大損害を与えて出社拒否した末路
今年も4月を迎え、新入社員は高い志を持って希望に満ち溢れている人が多いかと思いますが、一方で入社してすぐトラブルを起こす困った人もいるようです。
都内のIT企業に務めている日村浩二さん(仮名・29歳)は、高い自己評価のわりに実力が伴っていない新入社員にさんざん振り回された経験をしています。
日村さんは営業職を担当し、自社のサービスを店舗や自治体などに売り込んでいます。入社から6年目で小さな部署ながらリーダーを任されるようになり、新人研修にも参加しているそうです。
「新入社員に対して僕が教育係として仕事を教えています。先輩に面倒を見てもらって成長できたので、出し惜しみせずに実用的なノウハウを伝えるようにしています。また、最近ではハラスメントが問題視されますから、なるべく言葉遣いに気をつけ、新人が潰れないように工夫する必要があります。正直ストレスを抱えることもありますが、それでも会社のため、新人のためと思い、教育係としてスキルアップするよう日々精進しています」
日村さんは、昨年も新入社員Bさんの教育係に任命されたそうです。これがなかなかの問題児で、日村さんも終始振り回されっぱなしだったとか。
「某有名国立大を卒業しており、入社したときから会社の先輩を見下している感じでした。自分と一緒に営業先に回る際も終始ふてくれされているような表情で、さすがに注意すると反論してくる始末。なんでそんなに反抗的なのか聞くと、志望していた大手IT企業に落ちて、仕方なくいまの会社を選んだと言うんです。自分は呆れてしまい返す言葉も無かったのですが、ここで説教でもしたらパワハラだと訴えられそうなので、ひとまず営業先ではキチンとした対応をしようと注意するだけに収めました」
上司である課長に相談するも、若気の至りで生意気言っているだけだろうと取り合ってくれなかったそうです。
新人が潰れないように工夫している
問題児の研修を担当することに
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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