HKT48・7期生の16名をお披露目。53人の大所帯に
HKT48が5月9日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで単独公演『HKT48 春のコンサート2024~ホップ・ステップ・ジャンプ~』を開催した。この日、4月14日に加入したばかりのHKT48第 7期生の16名がお披露目され、フレッシュなパフォーマンスでグループに新たな風を吹かせた。
1曲目の「人差し指の銃弾」から7期生がステージに登場すると、予期せぬ展開にファンからも驚きの声が上がる。最終審査に合格してから25日間という限られた時間でレッスンに励んだ成果を見せる。続く、「君にことが好きやけん」では、ひとりひとりが自己紹介を交えながらアピール。そんな姿を見守っていた先輩メンバーの松岡はなは、7期生のリハーサルを見た段階から号泣していたことを明かしつつ、「もう素晴らしいです!」とにっこり。
また、‘22年5月にお披露目されたから2年が経って、ようやく先輩となった6期生たちも喜びを爆発させた。梁瀬鈴雅は加入直後の思い出を振り返り、「神奈川県出身なんですけど、最初のレッスンを受けたときにすごく苦労したのが言語の違い。標準語育ちだったから、お披露目前の真剣な話し合いを重ねているんだけど、博多弁が何言ってるのかわからなくて。だから最初は何を言ってるのかわからないけど適当に返事をしてました(笑)」と明かすと、周りの同期が一斉にツッコミを入れる展開に。また、最上奈那華は「私は最年長だと言われ続けていたから、率先して返事をすることを目標にしていた。だから、7期性にも1番早く返事をするといいよ!っていうことを伝えたい」とアドバイス。今年1月に12歳になったばかりの石松結菜は、「年上の方たちがたくさん後輩になって、ちょっと不思議な気持ちなんですけど、みんなから尊敬されるような先輩になりたいと思います!」と、意気込んだ。
ライブ後半には、7期生だけでHKT48の代表曲「Chain of love」を披露。13歳の龍頭綾音(りゅうとう あやね)が堂々とセンターポジションに立った。アンコールでは、全員で「HKT48ファミリー」「メロンジュース」でパフォーマンスして会場を盛り上げた。
今年9月には、10年近くHKT48を支えてきた松岡はなの卒業コンサートが控える。キャプテンの豊永阿紀は、「寂しいこともありますけど、こうして7期生も増えて53人という大所帯になって、これから私たちはどんな色になっていくのが本当に楽しみです!」と話すと、観客からは温かい拍手に包まれた。緊張の初ステージを乗り越えた7期生がどう躍動していくのか期待したい。
取材・文/吉岡俊 撮影/後藤巧
最終審査合格から25日間でレッスンに励んだ成果を見せる
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