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プロが教える「梅雨入り前に買っておくべき靴」5選。台風、ゲリラ豪雨も怖くない

レベル3 完全カジュアル、アウトドアシーン

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サロモン「SPEEDCROSS 6 GORE-TEX」。2万2000円。写真は公式HPより

夏です。キャンプです。バーベキューです。いつも黒や茶色の靴を履いてるなら、いっそ派手にいきましょう。サロモン「スピードクロス6・ゴアテックス」なら実用的でやんちゃ感も皆無。 デザイナーのラルフローレン氏や川久保玲氏がプライベートで好んで履いているのがこちら。アウトドア用とはいってもファッションとしても世界的に流行しています。ぬかるみやオフロードを想定しているので底の返りはやや硬いですが、だからこそケガをしづらい。軽い登山でも問題ありません。靴紐を都度ほどいたり結ばなくても、ループに通ったコードで簡単にアジャストもできるのは便利です。世の中の靴は全部こうなればいいのにと、ひそかに思ってしまいます。アウトドアでは寒暖差も激しく、濡れたままの足では夜めちゃくちゃ寒いこともあるでしょう。これなら中に水も油も入ってきません。 土砂降りの雨の中でゴム長も悪くはないのですが、いかんせん動きづらく、歩きにくい。フットワークを軽くするならスニーカーが無敵です。なかでも防水加工の靴は技術レベルが高い工場でしか製造できないので、総じて長持ちします。雨用に、と使い古した靴を履くのはやめましょう。底も減っているので滑るなど危険でいいことがありません。快適さとおしゃれは、両立します。じめっとしたシーズンも快適な足元で軽く乗り越えましょう。
こまつ(本名・佐藤靖青〈さとうせいしょう〉)。イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『シューフィッターこまつ 足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます。「毎日靴ブログ@こまつ
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