恋愛・結婚

意中の相手に「いきなり告白」はほぼ当たらない宝くじ。でも“ナシ”だと一蹴できない意外な理由

「イキ告」の成功率はとても低い…

「イキ告」の成功率はとても低い さて、そんな「イキ告」ですが、現実的に“アリ”なのでしょうか? “ナシ”なのでしょうか?  まず知っておいてもらいたいのは、「イキ告」の成功率はとても低いということ。たいていはやんわり断られて終了になります。  恋愛漫画や恋愛ドラマでは「イキ告」から恋人同士になるといった展開はたまにありますが、実際問題、あまり喋ったこともない人物といきなり恋人同士になろうと思う人は非常に少ないからです。  フィクションである恋愛漫画や恋愛ドラマの都合のいいストーリーを鵜呑みにし、成功する可能性は充分あるだろうと妄信して「イキ告」にトライすることは、かなりリスキーだということ。  ですから「イキ告」はしないにこしたことはない! ――というのが一旦の結論です。

「絶対にダメだ」とも言えない理由

 ただ、フラれてしまう確率のほうが圧倒的に高いとは言え、奇跡的にOKしてもらえることもあるので、「イキ告」が絶対にダメだとも言えません。  たとえば自身のルックスが相手の好みにたまたまドンピシャだったり、実は相手も前々から恋愛対象として意識してくれていたり、そういうミラクルが起こることもあるからです。  セオリーで言うなら、自分から話しかけるなどしてコミュニケーションを積み上げていって、相手との信頼関係を作ったり相手の感触を探ったりしてから告白するもの。  しかし、そもそも異性慣れしておらずそういうオーソドックスなステップが踏めないから、「イキ告」という手段を選ぶことになるので、宝くじを買うような気持ちのワンチャン狙いなのであれば“アリ”かもしれません。
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性格(中身)に自信のない人ほど有効かも
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi

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