40代以上に忍び寄る“失明”の恐怖。気づかぬうちに進行する病気「緑内障」とは
白内障とはどう違うの?
白内障は水晶体が濁ることで起こる病気で、緑内障は視神経がダメージを追うことで起こる病気です。白と緑で名称は似ていますが全く別の要因で起こる病気なのですが、「目が霞んで見えづらくなる」という症状が似通っているのです。
白内障は人間が老化していくと必ず起こる症状で、80歳を過ぎるとほぼ100%の人が発症します。そのため、ありふれた病気として認識されており、手術すれば治るということも知っている人が多いでしょう。
対して緑内障は40代で50人に1人、50代で34人に1人くらいの割合で発症します。80代になっても11人に1人くらいの割合です。白内障と比べれば割合は低く、「自分は大丈夫だろう」と見過ごされてしまうことが多いのです。もし緑内障が発症していたとしても、通常は5~6年をかけて視野欠損が進行していきます。さらに、白内障も併発していることもあります。症状が似ているがゆえに、白内障だと思っていたら実は緑内障が進行していた、ということが起こります。
なので、何の自覚症状がなくとも眼科検診を受けて緑内障のチェックが必要なのです。
緑内障に効くたった2つの習慣
真鍋眼科・婦人科院長。「近視予防を広めたい」という意思から眼科医を志し、2015年から岐阜大学病院の眼科医として長年分野を問わず疾患の診療をしてきた。後に緑内障専門医として診療と研究に従事する。2021年から真鍋眼科・真鍋婦人科に勤務。なんでも相談できる「かかりつけ医」をモットーとして患者を支えている。
1
2
|
『専門名医が教える!緑内障に効くたった2つの習慣』 中途失明1位の緑内障 2つだけ守れば99%失明しません
|
【関連キーワードから記事を探す】
たった4日のアルバイトで3.5kgの減量に成功。「多くの人がリピーターとして参加する」その魅力とは
歯科医が警鐘「放置は危険」歯周病の知らないと怖い“全身への悪影響”
不安な時ほど、解決につながらない「ぐるぐる思考」に陥っていないか? 精神科医が解説する「不安の正しい対処法」
「歯の健康は一生の財産」歯科医師がライフステージ別の予防歯科ポイントを解説
いまや大人気の“プロテイン”に潜んでいるリスク「将来、透析が必要になるかもと言われた」「毎日4〜5杯飲んだらしょっちゅう下痢に…」








