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「写真集出るのにPRできない…」 “インスタグラビアの女王”がSNSの表現規制に戸惑い

「誰も私を知らない」グアムで開放的に

似鳥沙也加 新作の撮影地はグアムだが、意外なことに似鳥にとっては初めての海外旅行。「パスポートを取ることからスタートしました。英語の勉強も始めたんですが、まだ単語レベルです(笑)」とらしさを見せる。  初の海外でのグラビア撮影は似鳥にも変化を及ぼした。 「日本では人目が気になったりして、どこか少し緊張しながら生活しているので、誰も私を知らないし、私も誰も知らない世界というのが初めてで、少し肩の力が楽になる感覚がありました。海辺で夕日を見ていて、悩みや自分自身がちっぽけだなと感じました」  前作が大胆ながらも女性らしさが前面に出た「柔」の写真集としたら、今回は「剛」の写真集だ。帽子のポンポンのみでバストを隠すショット、海外のストリップバーでのバニー姿など攻めたグラビアが多い。 「海外での撮影に合わせて、前作よりもお肉をつけていきました。胸の張りやお尻のボリューム感がアップしています。ファーストは性格が弱い自分をそのまま表した感じですが、セカンドはファーストよりも少し強い表情を意識しました」

「グラビア」へのSNSの規制が強まっている

似鳥沙也加2 そんなセカンド写真集で気になることがあった。発売の発表の際に似鳥が寄せた言葉に「SNSなどの規制が変わっていっている今、私らしい写真をこれからの時代、どう表現して発信していけるのか、改めて考える時期にきていると感じていました」とグラビアへの悩みがのぞいたからだ。  その裏にはインスタグラムの変化がある。 「最近、インスタグラムにあげる写真が、どんどん弾かれるようになったんです。過去の写真についても『これを消さないとあなたは今検索されませんよ』とピックアップされる状態になっていて。だから毎日チェックしないと分かんない状態なんです」  ポリコレの影響でグラビアに対する風当たりは強くなっているが、それが直撃した格好だ。
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大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年に外資ウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを多数担当。その後、某テレビ局のウェブメディアの編集長を経て、現在はフリーライターとして雑誌、ウェブで記事を執筆するほか、グラビア評論家としても活動している。Xアカウント:@tatsunoritoku YouTube:www.youtube.com/@gravurebanashi

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似鳥沙也加2nd写真集 Colon 似鳥沙也加2nd写真集 Colon

「#インスタグラビアの女王」似鳥沙也加、新章突入。

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