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軽トラックが信号待ちで衝撃の“危険運転”、身勝手過ぎる行動にア然

「もしかしてハザード点滅させてる?」軽トラ運転手の本当の目的

赤信号の車両用信号機右折レーンに入りたいわけではなさそうだったので、「もしかして、前の車が故障とかで、ハザードを点滅させてる?」とも考えた。だが、軽トラが右へ右へと動くうちに見えた先頭車には、何の異変も感じなかった。本当に何がしたいのか、さっぱり見当がつかない。 母と二人でハラハラしながら見守っていたが、軽トラは相変わらず右にズレ続けるのみ。そうこうしているうちに、車両用信号機も青から黄に色を変え、流れ続けていた車の動きが途絶えていく。 その時、不穏な動きをしていた軽トラの目的が明らかになる。

「え!?そんなことするの!?」身勝手過ぎる運転にア然

目の前の道路の信号が、青から黄に変わったその瞬間だった。待ってましたと言わんばかりに、軽トラが勢いよく発進し、そのまま先頭車の前に割り込んだ。 「ええっ!?」 予想外の行動に、思わず叫ぶ私たち。なんと、この軽トラの目的は「先頭に割り込むこと」だったのだ。少しずつ右にズレていたのは、信号が変わるのと同時に、先頭車が発進する前に進みたかったからだろう。 まるで、打ち合わせでもしていたかのようなタイミングで、私たちの車線の信号が青になる。軽トラはその勢いのまま、颯爽と走り去っていった。 「……別に混んでいたわけでもないのに、そうまでして先に行きたい?」 一部始終を見届け、唖然としていた母がこぼしたこの言葉は、あの軽トラの運転手に届くことはない。だが、確かに目の前で起きた“ありえないほど身勝手な運転”は、「自分のことだけ考えている人は危険なだけでなく、信頼も失う」ということを、身をもって教えてくれた。

車通りが少ない時でも、安全運転を

車が多ければ、それだけ事故の可能性も上がるが、少ないから安全というわけでもない。公共の道を走っているということと、「もしも」という想像、周りへの心遣いを忘れずに、安全運転に努めたい。 <文/帆浦チリ>
切れ痔と戦うアラサー。料理とおしゃべりが好きで、初対面の人から高確率で「よくしゃべるからB型かと思った」と言われる機関銃A型。X(旧Twitter:@chi2608)で料理や暮らしのことをつぶやいたり、noteで日常であったことを面白可笑しく文章にしている。
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