コンビニの駐車場に放置された“謎の紙パック”の正体。中身を道に流してみると…「叫びそうになりました」
誰もが気軽に立ち寄れる存在であり、日常生活に欠かせないコンビニ。それだけに日夜多くのドラマが渦巻いている。コンビニのアルバイト経験者に聞いた仰天エピソードを紹介しよう。
まず、清水夏子さん(仮名・30歳)から。
「学生の時、コンビニでアルバイトしていました。そこは生活保護受給者が多く住み、治安が良くないエリア。店舗は多発する万引きに悩まされていました」
他のスタッフ、万引きGメンと共に清水さんは万引き犯を探していたという。
「ある日、怪しげな男が来店しました。万引きをする瞬間は見えなかったのですが、明らかに挙動不審な動きをしていたので、お店を出る時に後を追うことに。声をかけるとあからさまに相手はギョッとしていました。怪しいと思い、(裏の事務所で)問い詰めてみると、なんとパーカーのなかからおにぎりが1つ、2つ、3つとわんさか出てきたんです。しかも、お弁当もいくつも隠し持っていました。これには思わず、『お前はドラえもんかっ!』と力強くツッコミを入れてしまいました(笑)。周りのスタッフは爆笑していましたが、男は気まずそうに黙りこくっていましたね」
男はその場で現行犯逮捕されたとのこと。それだけの量を盗んでおきながら犯行現場を目撃されなかったというのには驚きだ。
次に話をしてくれたのは、田中美幸さん(仮名・35歳)。
田中さんがアルバイトをしていたのは地方にある田舎のコンビニだ。その店舗は駐車場が広く、長距離ドライバーたちの休息所になっていたそうだ。
「ある夏の日の出来事です。店の外を掃除していたら駐車場に500mlの紙パックが放置されていることに気づいたんです。持ってみると中身が入っていました。嫌な予感がしたので念のため、軍手をして道に流してみると……。液体には色が付いていて……おそらく尿でした……。真相ははっきりとはわかりませんが、とにかく叫びたい気持ちになりました。他にも黄色い液体が入ったペットボトルが置かれていることもありました」
想像するのも耐え難い展開だ。きっと運転中に尿意を催したドライバーが紙パックをトイレ代わりに使用したのだろう。生理現象とはいえ、処理は自分でどうにかしてほしいところ。コンビニの駐車場に放置するなんてもってのほかだ。
万引き犯のパーカーから出てきたのは…
放置された「500mlの紙パック」のなかには…
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下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun
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