やっと就職できた!…と思ったら

就職したはいいものの……

「ごめん。実はウチ、会社名が違うんだよね」

 再就職した広告制作会社に初出社した日、金村達也さん(仮名・28歳)は驚きの告白を受ける。月給30万円に夏冬のボーナス支給という条件に惹かれて即入社を決めたが、仕事の内容は極めて犯罪に近いものだった。

「宝くじの的中法則を情報商材として売っているんですが、その法則は完全にウソ。クレームがあればお金は返していますが、やってることはサギ同然なんです。面接でも仕事の内容を詳しく話してくれなくて、怪しい会社だなとは思っていたんですけどね。引っ越しのお金が必要だったし、前の仕事がアルバイトで正社員の待遇に憧れがあったので、内定が出たときに舞い上がっちゃって……」

 給与面に嘘偽りはなかったが、土日出社や会社に寝泊まりは当たり前で、仕事のほとんどはDMの発送作業。ボーナスが出るまで仕事は続ける予定だそうだが、作業中は「罪悪感と将来への不安で悶々としている」そうだ。

「怪しい会社はやっぱり変なことをしてるし、”穴場”の企業なんて存在しないんだなって痛感しました。今度は時間に余裕を持って、じっくり就活をしたいです」

 内定が出たからといっても即断は危険。仕事の内容や待遇などは、事前にきちんと確認して!

― [20代の就職難]はウソだった!【7】 ―

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