就職できない……ならばどうする?

それでも就職できない……ならばどうする?

 学歴や家庭環境、心身の問題などの事情があって、どうしても就職できない人もいる。が、ほとんどの人は考え方を少し変えただけで道が開けることも。

 そんな場合の相談窓口のひとつとして、「東京しごとセンター」を紹介したい。「34歳以下」「30~54歳」「55歳以上」「女性」という年代・属性別に、個別のカウンセリング、セミナー、自己分析や履歴書の書き方・面接対策などのサポート、就職後のアフターフォローまで幅広くワンストップサービスを行っている。ヤングコーナー(34歳以下)の相談件数も年々増えており、平成20年度と21年度の比較でも、利用者数は約9000人も増加しているのだという。

 相談内容は「求人案件の探し方」「自分の適職に関する相談」などさまざま。

「経験も自信もなく、どんな業種・職種を希望するか聞くと、『未定』という人が半分くらいいます。それと、『履歴書のひな型をください』なんて人も多いですよ。もちろん参考にするのはいいですが、それをそのまま使い回すようではまず難しいでしょう」(正規雇用対策担当課長・長崎純一氏)

 また、漠然と「事務職」を希望する人も苦戦している。

「今、仕事があるのは、頭を使うか体を使うか、気を使うかのどれか。そんななかで、ある程度の専門知識を要する仕事を除くと、求人が多いのは保安、警備などの現場作業系か、福祉、接客、販売などの対人関係系。にもかかわらず、コミュニケーションを要するものや体を使うものを避ける人が多く、『とりあえず事務』というデスクワーク志向の人が多いです。全体のなかで事務系は特に求人が少なく、1人の求職者に対して何件の求人があるかを示す有効求人倍率は0・2を切っています」

 少なくとも選り好みをしなければ、20代の働き口はあるのだ。ビジネスマナーやコミュニケーション能力に不安があったり、「何をやったらいいかわからない」状態で来た人も、カウンセリングを受け、就職活動を進めるうちに2~3か月で就職する場合は多く、ヤングコーナーの場合、年間の新規利用者の約半数が就職するという。

 悩む人はまず、キャリアカウンセリングを受けてみてはいかがだろう?

~ 20代でも就職先が決まらないパターン ~

・漠然とデスクワークを希望する
・希望する業種も職種も「未定」
・事業内容もよく知らずに応募する
・履歴書・職務経歴書などコピペしている


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東京しごとセンターのサイト
http://www.tokyoshigoto.jp/
年齢層別にページが分けられている

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【長崎純一氏】
(財)東京しごと財団・長崎純一氏。
6月末日まで平成22年3月学卒者
向けの「新卒緊急応援窓口」を実施中。
問:東京しごとセンターヤングコーナー
03-5211-2851(千代田区飯田橋)まで


― [20代の就職難]はウソだった!【6】 ―

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