恋愛・結婚

“顔モザイク”で個人撮影モノに出演した女子大生の末路。元彼が「一発でわかった」身バレの原因とは…

設定は“幼馴染みの女友達”、撮影は順調

撮影は順調 撮影当日。ラブホ前に集合して、2人で入室。 「青木さんは、面談のときに話してくれた撮影条件をまとめた契約書も用意してくれていて、撮影前にお互いに書面を最終確認。プレイの内容や段取りもしっかり読んで、納得できたのでサインして撮影開始となりました。  私は“幼馴染みの女友達”っていう設定で、ちょっとしたストーリーがあったんで覚えたセリフを喋りながら“絡む”って感じでした。撮影中は特にトラブルもなく、青木さんのねちっこい言葉責めが想像以上にしつこかったぐらいで(笑)、むしろ私自身もけっこう楽しめました」  ギャラはその日のうちにきちんと振り込まれたそう。そして1カ月後、青木さんからサイトで販売開始したという連絡を受けたとのこと。 「青木さんは編集済の販売版動画を私に送ってくれました。約束どおり顔にはばっちりモザイクをかけてくれてるし、これなら万が一知り合いがこの動画観ても私だってバレないなって、そのときはほっとしてたんですよ」

「コレってお前だよな。モロバレだよ?」

 このバイトのことを知っているのは、青木さんと彼を紹介してくれた男友達だけで、この2人は口が堅いと信頼していたので、安心しきっていた乃々さん。しかし数カ月後、自分の呑気さと想定の甘さを恨むことに……。 「サイトに自分の出演作品が販売されているなんてことを忘れかけていたころ、ずっと連絡を取ってなかった昔の元彼からLINEが来たんですよ。『コレってお前だよな。ヤバいだろ。モロバレだよ?』って、サイトのリンクを貼り付けて来たんです」
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi

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