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“地元の親友”から「意識高いわ〜」といじられ、大喧嘩に。最後にはハブられてしまった理不尽すぎるワケ

揶揄され続けた結果、殴り合い寸前に

 疎外感を覚えながら飲んでいると、友人の1人に仕事の話を聞かれた。 「普通に仕事の説明をしただけでしたが『意識高いわ〜』と言われました。最初はちょっとからかわれているだけだろうと思い、やっといつものやりとりになったと嬉しく思ったんです。でも、仕事の説明を続けると『俺たちバカなんで何言ってるかわかんなーい』と言われたり、どんな話をしても『すごいっすね』と返されたりされ、明らかに煽ってくるような感じでした」  男友達2人からの揶揄が続く状況に、我慢も限界を迎える。 「『仕事を真面目にやって何が悪いんだよ』と反論すると、『うるせえよ。社畜が』と言われました。それでカチンと来てしまって、胸ぐらをつかみあって、殴り合う寸前の状況になったんです。女友達に止められましたが、仲直りすることもなく、その日は解散することになりました」  なぜあんな態度を取られなければならなかったのか確認することにした。 「まずは下手に出ようと思い、グループチャットで『昨日は悪かった』と謝ったんですが、無視されました。飲み会に来た男友達2人に個別にチャットしてみても同じでした。唯一、女友達だけはチャットを返してくれたので聞いてみたところ、『悪いけど、ああいう感じの扱いになっちゃってる』と言われました」 

地元をディスるデマ投稿を真に受けていた

 きっかけは松田さんがSNSにポストしたメッセージにあったという。 「SNSに、もっとマーケティングのスキルを高めて、こういうことをしたいとこれからの目標を書いたことがあったんです。そのポストが地元の飲み会で『意識高くね?』とネタになり、盛り上がったことがきっかけだったというんです」  そんな説明を聞いている最中に、女友達から謝られた。 「『自分のせいかもしれない』と言われました。自分をネタにして笑う友人たちを、女友達は止めようとしたそうでした。それでもネタにするので、女友達が『私は仕事がんばっててすごいと思うけど』と話すと『ただの社畜じゃねえかよ』と言い出して、だんだんと自分への悪口に変わっていったというんです」  さらには松田さんの立場を危うくする噂話も飛び交う事態に。 「決定的だったのは、自分がSNSに『あんなところでくすぶっている人間は向上心がないクズだ』とのメッセージをポストして、地元批判を繰り返しているとの噂が広まったことだったそうでした。でも、自分はそんなポストは一切してないんです。デマの出所は、違うグループの友人とのことだったので、その友人を問いただしたところ『そんな話は知らない』と言われました」
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地元に帰るのは年末年始だけに…
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込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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