恋愛・結婚

女子大生キャバ嬢にハマった50代男性の“悲しい結末”。タワマンまで契約してあげたのに…

おじさんの掛け持ちはもはや当たり前

深夜にこっそり連絡する怪しい手元 不景気な世の中ですから、モテる20代女子にとっておじさんの掛け持ちはもはや当たり前です。全ての費用を負担できるほどのお金持ちはまれなので、ネイル代とエステ代はAおじさん、家賃と生活費はBおじさん、旅行代はCおじさん、といった調子です。  また、デキる女の子たちの間では、おじさんABCに同じブランドの同じ商品を買わせて、1つは使用、その他は質屋に売ってしまうのがデフォなのだそうです。怖いですね。  おじさんたちの懸命さは、なんとか卵子に着床しようともがく精子さながら。しかし運悪くおじさんABCが鉢合わせると悲惨です。  同じく大阪北新地のとあるキャバクラに勤めていたころのお話ですが、20代キャバ嬢のマンションを、タイミング悪くおじさんABCが同時に訪ね、あわや一触即発、ということがありました。お互い名刺交換でもしたのでしょうか。南無。

20代女性と結ばれたいおじさんたちへ

 グーグルの検索バーに「20代女性 50代男性」と入力すると「憧れる」「恋愛対象」「恋愛」「付き合う」といったキーワードが表示されます。さらに画面をスクロールすると「若い子と付き合える50代男性の特徴」「20代女性が20歳以上も年上の熟メンに惹かれる理由」「20代女性と結婚できる中年男性の恋愛術」といったタイトルの記事が並びます。  世のおじさまが「20代女性」との恋愛に高い関心をお持ちでいらっしゃるのがわかります。そりゃ我々おばさんだって若いメンズが大好きなので気持ちはわかります。  でも、甘い夢を見せてあげるよりも、厳しい現実をつきつけてあげる方が時と場合によっては親切な気もするので、ここではあえて飴と鞭ではなく鞭オンリーで進言させていただきます。  50代にもなったおっさんが、20代の女の尻なんぞ追いかけるもんじゃないですよ。ロクなことがないんだから。
次のページ
身の丈に合わない恋愛は“買い物”
1
2
3
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ