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自治会で「いつも反対意見しか出さない」やっかいな老人2人組。住人の“仕返し”で大焦りするハメに

次期役員に推薦しようとすると急に及び腰に

次期役員に推薦 現在は任期も残り半年を切り、子供向けのクリスマスや正月のイベントは控えているが、今季の自治会としての大きな業務はほぼ終え、最近の議題テーマは次期役員について。  基本的には自薦、ないし他薦で立候補者を募っているが、今回は問題のアンチ2人組を役員として推薦する声が挙がったのだ。 「最初は2人のうち、年長のほうの方をある役員が『いつも会合に参加して積極的に意見を述べてくれますし、私は○○さんを推薦します』と言い、それに同調して周りから拍手が起こったんです。私も手を叩きましたが、みんなはっきりいって悪ノリです(苦笑)」  突然、次期役員に推された本人は物凄く焦ったようで断ろうとしたが、当然こちらも簡単には引き下がらない。途中からは矛先を2人組のもう1人に変えて、同じように役員就任を迫ったそうだ。 「頑なに拒んだので最後は引き下がりましたが、『会合はほぼ皆勤賞なのに役員になるのはなぜ嫌なんですか?』と詰められて2人ともこの時ばかりはたじたじでした。全員これまでのうっぷんが溜まっていたんでしょうね。会合が終わった時は、いつになくみんなスッキリした顔をしていました」  自治会や町内会の集まりが同じシニア世代でさえ、いたずらに議論を長引かせようとするアンチ2人組の姿勢には目に余るものがあったようだ。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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