地元檜原村産ヒノキで整えたサウナの後は、秋川渓谷の清流にドボン! 外気浴で絶景に浸る【ミスSPA!2023 戸塚咲季/ベストサウナvol.41】
週刊SPA!主催の新人発掘オーディションを勝ち抜いた「ミスSPA!2023」たちによる、連載「ベストサウナ」。第41回は『たなごころサウナ Oasis』をレポートする。
●今回のサウナー・ミスSPA!2023 戸塚咲季ちゃん
テキサス生まれ群馬育ち。T150 B74 W53 H75。3rd DVD『想い想われ』(エスデジタル)が発売中。サウナ好きなあざかわ女子
面積の9割以上が森林に覆われた、東京島嶼(とうしょ)部を除き唯一の村・檜原村。そんな大自然を生かしたプライベートサウナが、「たなごころサウナ Oasis」だ。もともとは天然酵母パンを販売する店舗だったが、バーベキューの設備や宿泊施設、そして昨年1月にサウナを追加したことで、エリア全体を総合アウトドア施設「たなごころVillage」と名付けたのだという。
林業を行うオーナー自らが地元産のヒノキで内装を整えたサウナ室が特徴で、ストーブにはハルビア製の薪ストーブを使用。天井がアーチ状なので、セルフロウリュの効果が非常に高いのもポイントだ。基本設定は約80℃だが、予約時に希望を伝えればそれに合わせて調整をしてくれるきめこまやかさもうれしい。
人気の高まりを受け、’24年5月にはバレル型サウナ「たなごころサウナOasis Ⅱ」も新設。丸いガラス窓から外の景色を眺めるサ活は開放感抜群で、こちらもロウリュの熱が筒状の室内に均等に回るため、心地よい熱と蒸気を楽しむことができる。
そして、サウナの後にこの施設最大の目玉がある。目の前を流れる南秋川の清流に飛び込むことができるのだ。夏場でも水温12~15℃と冷たいが、冬は1~2℃にまで冷え込み、外気温はマイナスになることも。川に抵抗がある人でも、サウナのそばに山からの天然水を掛け流しにした水風呂が用意されているので、外気温に左右されないクールダウンができる。
サウナから川まで少し歩くが、川の近くにはリクライニングチェアを配置したウッドデッキが完備され、外気浴とともに美しい自然の景観に浸ることができる。目の前の山はオーナー自らが切り拓いたもので、天候や季節で異なる自然の表情や、時折やってくる、猿や鹿たちの姿を楽しむことができるのだという。
もちろん、日帰りもいいのだが、宿泊利用で友人や家族とゆっくりした時間を過ごすのがオススメ。都心から車で約1時間半から2時間とアクセスもよく、サウナーのリピーターも多いという。川の利用や、温浴風呂の設置などは、お客さんのリクエストに応えてオーナー自らの手で充実させていったものというから、その「たなごころ(手のひら)」の温かさに包まれたホスピタリティも、この施設の大きな魅力といえるだろう。
<取材・文/森野広明 撮影/長谷英史>
檜原村奥地の秘境サウナ
プライベート渓谷サウナで、水風呂は澄んだ清流にドボン!
<取材・文/森野広明 撮影/長谷英史>
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