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2025年は寒波到来「これを買えば間違いなしの防寒靴」4選。“真冬でも寒さ知らず”のスニーカーも

寒さレベルMAX:摂氏マイナス10度。北海道もアラスカもOK。マイナス40度対応「カリブー ウォータープルーフ」

北海道では、寒さに慣れていない観光客であれば凍傷になりかねない気温です。最強の防寒ブーツといえば、ソレル「カリブー ウォータープルーフ」。
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ソレル「カリブー ウォータープルーフ」。2万4200円。写真は公式HPより

40年以上変わらないデザインですが、防寒の一点に関してはこのブーツに勝てるモデルはないでしょう。もはやアップデートの必要がない完成品です。公式発表でもマイナス40度まで大丈夫と謳っています。足首から先は強度のある加硫ゴム、ブーツの部分は防水ヌバックに加え、すべてのミシン目の裏には防水テープが貼られている徹底ぶり。極めつけが本体が二重構造になっていること。
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写真は公式HPより

直接足に当たる部分は、独立した極厚のフェルト製。本体で水と寒さをブロックし、中も何層も空気がたまる徹底ぶりです。故・忌野清志郎も北海道ツアーの時にあまりの寒さに音を上げ、衝動買いしたソレルに感動した逸話はマニアの間では有名です。マイナス40度は北海道でもなかなか体験できませんが、アラスカでオーロラを見たい方にはうってつけでしょう。

部屋の中が寒いなら。洗える、軽い、暖かい。冬の必需品。ミズノ・断熱撥水「ルームブーツ」

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ミズノ「ルームブーツ」。1980円。写真は公式HPより

断熱気密に劣る日本の住宅環境では、「家のなかが一番寒い」という笑えない話があります。そんな家のなかで、ボアのついている格安スリッパは、想像以上に寒いです。アクリル素材のボアは、汗をはじくので見た目とは裏腹に温かくはなりません。ルームシューズならこちらがおすすめ。ミズノの断熱撥水「ルームブーツ」。価格もお手頃の1980円。 足首まで覆うブーツタイプで、中が体温を反射するアルミのラミネート加工が画期的です。 コタツからなかなか足が出せないという冷え性の方でも、これは効きます。体温をアルミで反射させて、ふくらはぎもコードで冷気を完全にシャットアウトできるので、寒さとは無縁。ミズノは最近ライフスタイルに注力していて、アンダーウェアからなんと掛布団まで開発しています。冷えは体の敵、ということをよくわかっているスポーツメーカーならではの発想ですね。冷たいフローリングの上も平気で歩けます。 このルームシューズも軽く、洗濯機で洗うことも可能なので冬になると必ず売り切れるロングセラーです。 体が冷えてしまうと筋肉も靱帯も固くなり、ケガをしやすくなります。健康やダイエットのために歩こうと思っても、散歩や旅行先でケガをしてしまっては泣きっ面に蜂。まだまだ寒さは残りますし、防水シューズなら年間使えるので、あるのとないのとでは大違い。日本はもう真夏か真冬かの2極化が避けられませんので、防寒も兼ねて1足用意するにはいいタイミングだと思います。
こまつ(本名・佐藤靖青〈さとうせいしょう〉)。イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『シューフィッターこまつ 足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます。「毎日靴ブログ@こまつ
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