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ゴルフ場の池に落ちたボールを回収して年収1000万円、おもちゃを壊して年収800万円…あなたの知らない“珍仕事”

世の中には、率先して人がしたがらない職業がある――。生半可な気持ちでは務まらない過酷な仕事をなぜ続けられるのか。超売り手市場の人材がすぐ辞めていく時代において、人が辞めない秘訣は、珍しい仕事現場にこそあった!

「知られていないが実は稼げる」魅惑の珍仕事

珍仕事の[人が辞めない]秘訣

カルロス矢吹氏

本特集で紹介した以外にも、世の中には「知られていないが実は稼げる」“珍”仕事がある。 一体、どのような職業が該当するのか。『これでかせげる!? 激レアおしごとファイル』(ポプラ社)の著書がある作家・カルロス矢吹さんは言う。 「珍しい仕事は、会社員の組織業務の一環の場合と、個人事業主として請け負っている場合の大きく2つに分かれます。特に前者では、仕事としての希少性の高さが評価され、高収入を得られるものが多くあります」

池に潜って年収1000万円、おもちゃを壊して800万円!?

会社員が行う“珍”仕事の一例を聞いた。
珍仕事の[人が辞めない]秘訣

※画像はイメージです

「例えばゴルフ場で池に落ちてしまったボールを池にもぐって拾うゴルフボールダイバーです。国家資格である潜水士の免許が必要で、ゴルフ場とのコネクションも要りますが、稼ぐ方では年収1000万円を超える場合も珍しくありません。他には、おもちゃをハンマーで壊したり、壁に投げたりと、わざと乱暴に扱って検品するトイクラッシャーがそう。行っているのは玩具メーカーの社員で、大手ともなれば年収は800万円前後に達することもあります」
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楽譜をめくるだけでピアニストより稼げる?
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