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元ディーラー営業マンが経験した「ネット型自動車保険の盲点」。安いのにはそれなりの理由がある

日本国内を走っているクルマの7割以上が加入している「自動車保険」。補償の内容はもちろんですが、加入する保険会社や加入方法によっても支払う保険料が変わりますよね。値段の安さをウリにしたネット型保険に加入している人も多いと思います。ディーラーなど対面で加入する保険とどのような違いがあるか知っていますか? 元ディーラー勤務の筆者ですが、代理店型とネット型の自動車保険の両方に加入した経験があります。今回は、筆者が感じた「ネット型保険の盲点」について紹介します。

車両保険に入れない車種がある

自動車保険の契約に関する書類

※写真はイメージです。以下同

ネット型自動車保険は保険料が安いという特性上、部分的な制約が存在します。保険会社によって基準が異なりはしますが、車両価格の高い高級車やスポーツカー、車の価値が明確にできない旧車などがそれに当てはまります。 SNSを見てみると、アメリカの電気自動車メーカー・テスラ社製の自動車が車両保険NGになったという投稿もあります。テスラは一回の修理費用が高額になると言われており、それが原因ではないかと思われます。

契約できない特約に違いがある

代理店型であってもネット型であっても、自動車保険で契約できる内容は基本的に一緒です。ですが、保険会社によっては新車から一定期間しか加入できない“車両新価特約”が契約できないなど、若干の違いがあります。 また、同じ特約であっても支払われる保険金に差があります。例えばクルマが全損になった場合、クルマの再取得費用が補填される「車両全損時復旧費用特約(保険会社により名称が異なる)」の場合、上限100万円下限10万円支払われる代理店型もあれば、車両保険金額の10%(上限20万円)しか補填されないネット型もあります。 保険会社により商品性が異なるということは理解しておく必要があるでしょう。
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ネット型は融通が効かない部分も…
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埼玉県在住の兼業ライター。大学卒業後、大手日系自動車ディーラーに就職。その後、金融業界の業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事しながら、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP資格を取得。X(旧Twitter):@gengen801

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