「昇進したのに給料が増えない」会社員が直面する“見えない天引き”の罠。人生の可処分所得が吸い取られていく
「昇進したら給料が上がる! だから全力で仕事を頑張ろう」。そう思っている人も多いはず。
「私自身も以前はそう考えていました。でも、実は昇進した瞬間、ガッポリ引かれているものがあることに気づいたんです。それが、税金と社会保険料です。
額面では給料が増えているのに、なぜか手取りがそれほど増えない……。そんな経験、ありませんか? 一方で、同じ収入アップでも副業で得たお金は、工夫次第でこの“見えない天引き”を回避できる可能性があります」
そう話すのは、最新刊『3ステップで未来が変わる! ふつうの会社員のためのお金の増やし方【最適解】』(扶桑社)を発売したマネー系インフルエンサーのガーコさん。
登録者数36万人を超える自身のYouTube「ガーコちゃんねる」では、新NISAなどを活用した資産形成や投資・お得情報を中心に、「かゆいところに手が届く」丁寧な解説で人気を集めている。
「日本の会社員は、給料から次のようなものが引かれています。所得税(国税)、住民税(地方税)の税金。そして、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料の社会保険料。
ここに40歳以上であれば介護保険料も追加されます。これらを差し引くと、ざっくり手取りは額面の75〜80%程度。
つまり、額面が5万円上がっても、手取りでは3万7,500〜4万円程度しか増えないケースが多いのです。でもそれだけじゃない。怖いのは“社会保険料がどんどん上がる”ことなんです」
ガーコさんによると、「昇進による本業の昇給パターン」と、「昇進せず、副業で同じだけ稼ぐパターン」の2つを、社会保険料と税金の視点から比較してみると、わかりやすいとのこと。
「仮に同じ会社で働く、太郎と二郎がいたとします。2人のストーリーを見てみましょう」
ある日、太郎は課長に昇進し、月給は3万円アップ。会議室で上司から「期待しているよ」と笑顔でいわれ、部下も10人ついた。名刺には「課長」の2文字。なんだか社会人として一段上に上がった気がした。
でもその翌週から、何かが変わりはじめた。メールの通知が朝の7時から鳴りっぱなし。部下からは「相談いいですか?」と30分ごとに声をかけられ、営業同行や部下の相談対応など、太郎の1日は“他人の問題処理”に費やされていく。
さらにプレイングマネージャーとして自分も営業成績が求められる太郎。日中の部下の相談に加えて、自分の顧客対応もしながら、夜になってもチームのトラブル対応で残業、資料のレビューで帰宅は23時。
会議は2倍、責任は3倍、でも給料は1.1倍。税金と社会保険料を差し引かれたあと、月の手取りが増えたのはわずか1万5,000円。手元に残るお金より、なくなった自由時間のほうがよっぽど高くついた。
太郎はふと気づく。「俺、出世して“管理される側” から“管理する側”になっただけじゃないか……?」
昇級しても手取りになれば雀の涙…社会保険料の現実に刮目せよ
そう話すのは、最新刊『3ステップで未来が変わる! ふつうの会社員のためのお金の増やし方【最適解】』(扶桑社)を発売したマネー系インフルエンサーのガーコさん。
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「日本の会社員は、給料から次のようなものが引かれています。所得税(国税)、住民税(地方税)の税金。そして、健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料の社会保険料。
ここに40歳以上であれば介護保険料も追加されます。これらを差し引くと、ざっくり手取りは額面の75〜80%程度。
つまり、額面が5万円上がっても、手取りでは3万7,500〜4万円程度しか増えないケースが多いのです。でもそれだけじゃない。怖いのは“社会保険料がどんどん上がる”ことなんです」
昇進しても、額面ほど手取りが増えない理由をストーリーで分析
資産運用や投資、お金関連の情報を発信する、マネー系インフルエンサー。
マーケティング、経営企画、新規事業開発などを担当する会社員として働きつつ、夜間大学院に通い、経営学修士号(MBA)取得。ファイナンシャルプランニング技能士資格保有。ITストラテジスト、プロジェクトマネージャーなど複数の国家資格を保有。自ら「プロフェッショナル窓際族」を実践し、社内で一定の評価を獲得しつつも、ほぼ毎日定時帰りを実現。会社員のかたわら、YouTubeなどのSNSを通じ、副業を始める。副業開始後、約3年でSNSの総フォロワー数は40万人超える(2025年6月現在)。
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『知識ゼロから3 ステップで未来が変わる! ふつうの会社員のためのお金の増やし方【最適解】』 YouTube『ガーコちゃんねる』で大人気の著者が ふつうの会社員のための最強プランを伝授!
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