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「築4年3LDKで家賃3000円」日本人女性が感動した“韓国の住宅支援制度”。激安でも「安心して住める」ワケ

韓国の出生率は世界最低水準。2023年は0.72で過去最低でしたが、2024年は0.75にアップし、回復傾向が見られるそうです。 韓国全体で少子化問題を克服する動きが高まるなか、昨年国内でもっとも出生率が上昇したソウル近郊の仁川(インチョン)市では「100円住宅」政策を行っています。 「100円住宅」政策とは、新婚世帯向けのマンションに1日100円(月額3000円ほど)で住むことができるという斬新な住宅支援策です。韓国国内でも話題となり、抽選倍率は3.9倍から7倍にもなる狭き門でしたが、とある日韓夫婦が当選しました。 今回は、100円住宅に当選した在韓日本人女性であるユウさん(30代)に、100円住宅の概要や、隠れたメリットについて伺いました。
100円住宅のキッチン

100円住宅のキッチン

2度目のチャレンジで100円住宅に当選

ーー100円住宅の当選、おめでとうございます。相当な倍率だったのではないでしょうか。 ユウさん:ありがとうございます。今回の募集は2回目で、倍率は3.9倍だったと聞きました。 ーーお家の概要を教えてもらえますか? ユウさん:築年数は4年目で、韓国だと新築アパートという扱いになります。間取りは日本でいう3LDKで、リビングとキッチン、ダイニングのほかに個室が3部屋あります。 個室は8〜10畳ほどの部屋が1つと、5〜6畳ほどの部屋が2つです。韓国はトイレ付きのシャワールームが2個設置されているマンションが多く、今回選んだ家も2つ付いています。また、風呂場はシャワーのみ備え付けが基本の韓国ですが、ここは浴槽付きです。 大きい部屋には、ドレスルームが付いてます。 ーー日本でいうと、立地はどのあたりのイメージになるのでしょうか。 ユウさん:私の感覚だと、インチョン市は神奈川県と千葉県の間のイメージです。空港があるので千葉県のような雰囲気がありつつ、中華街もあるので横浜みたいなエリアもあります。 地下鉄の急行に乗れば30分ほどでソウルに着くので通勤も可能ですし、実際に私もソウル市内に通っています。横浜あたりから、湘南新宿ラインで新宿や渋谷に働きに行くようなイメージですね。

100円住宅の仕組み

ドレスルーム付き

ドレスルーム付き

ーー日本でいう横浜あたりでこんなお家に住むには、決して安くない家賃を払うことになります。本当に、インチョン市では1日100円で住めるのでしょうか。 ユウさん:「1日100円」とうたっていますが、実はカラクリがあります。 韓国の住宅には、独特の保証金制度があります。主にマンションに住む際、入居者はオーナーに保証金を一括で預ければ、月々の負担なしで住むことができます。そして、預けた保証金は契約終了時に全額返ってきます。これを「チョンセ(傳貰)」といいます。 ーー保証金を預けることで実質無料で家に住める、ということですね。保証金はちなみに、いくらくらいなのでしょうか。 ユウさん:近頃は保証金が数億ウォン(約数千万円)からと、かなり高額なパターンが多く、若い夫婦は用意できないことがほとんどです。そのため、銀行などからお金を借り入れます。 今回、私たちが当選した100円住宅制度では、その保証金を2億4000万ウォン(約2400万円)を上限とし、市が80%負担してくれます。 つまり、毎月の支払いは3万ウォン(約3000円=1日約100円)ですが、保証金の自己負担分4000万ウォン(約400万円)も自分たちで用意する必要がある、というわけです。
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住宅は用意されているわけではない
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韓国のじめっとしたアングラ情報を嗅ぎ回ることに生きがいを感じるライター。新卒入社した会社を4年で辞め、コロナ禍で唯一国境が開かれていた韓国へ留学し、韓国の魅力に気づく。珍スポットやオタク文化、韓国のリアルを探るのが趣味。ギャルやゴスロリなどのサブカルチャーにも関心があり、日本文化の逆輸入現象は見逃せないテーマのひとつ。X:@bleu_perfume

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