更新日:2025年09月12日 18:42
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「後ろ!後ろ!」崖で熊と対峙した40歳男性、間一髪で助かったわけ。“死んだふり”が逆効果になることも【訂正】

 ’25年8月、北海道・羅臼岳で登山者が熊に襲われ死亡した事件は全国を震撼させた。これから行楽シーズンを迎えるだけに、誰もが危険な野生動物と遭遇する可能性はある。九死に一生を得た人々から、緊迫の体験談を聞いた。 ※記事公開当初、「ヒグマ」「体長150㎝ほどのツキノワグマ」と記述しましたが「クマ」「体長130㎝ほどのツキノワグマ」に訂正しました。関係者ならびに読者の皆様に謹んでお詫びいたします。(2025年9月12日18時30分 SPA!編集部)

阿鼻叫喚の熊出没事例「幽霊より怖い」

[危険動物と遭遇]のリアル 関東以北で死亡事故も多発している熊害だが、間一髪で逃れた事例も紹介する。  田中優さん(仮名・38歳)は昨年夏、青森県の某心霊スポットを友人と探訪。だが早々に退屈さを覚え、帰ろうとしたとき、風に乗って強烈な獣臭が漂った。  すると、左手の藪の中から巨大なクマが出現。しかも二頭の子熊を連れ、こちらとの距離はわずか20~30m。親熊が子を守ろうとすれば、攻撃性は一気に跳ね上がる。  すぐに田中さんと友人は路上に駐車した車を目がけて走った。 「幸運だったのは、車がリモコンキーだったので、すぐにドアを開けて乗れた点です」  無事に乗り込んだ車の窓からは、親熊がすでに1m弱まで迫っているのが見えた。  無我夢中でアクセル全開にして振り返ると、親熊はなお数十m追いかけてきたという。 「幽霊なんかより熊のほうが1億倍怖かったです」

熊出現は猟銃の出番だからこそ…

 さらに、熊とともに撃たれそうになったというのは山本研さん(仮名・40歳)。 「コロナ前の秋、狩猟免許のある父と叔父の3人で、山梨県の櫛形山にキノコ狩りに行ったときのことです」  歩幅5㎝程度の崖で、山本さんが列の最後尾を歩いていると叔父の叫び声が響いた。 「後ろ! 後ろ!」  振り返ると、田代さんの約5m後方に体長130㎝ほどのツキノワグマの成獣がいた。 「頭押さえて伏せろ!」  次の瞬間、山本さんの父と叔父は熊に向かってライフルの銃口を向けていた。 「下手すりゃ僕が撃たれる。ガクガクと震えながら、熊、崖、銃口という三重苦に耐えましたね」  結局、熊は崖下を滑り落ちるように下り、姿を消した。 「猟師が不足し、最近の熊は銃口を向けても恐れず平気で向かってくるらしいです」  やはり、熊遭遇の恐怖は桁違いのようだ。
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「接近しない・させない」に勝る対策はなし!?
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