仕事

「同僚の資料をパクる」迷惑社員に我慢の限界…「わざと資料にミスを作った」結果、すごい事態に

 “ズルイ人”とは、私利私欲のために不正な手段を講じる人をいいます。だから、そもそもそれらの類の人たちは相手のことなど何も考えていません。とんでもない人たちです。  今回取材に応じてくれた男性は、その“ズルイ人”に成敗したそうです。一体どんな結末が待っていたのでしょうか。

和気あいあいな職場を台無しにする奴

同僚

画像はイメージです(以下同)

 都内の建築設計事務所に勤める松本さん(仮名・32歳)は、同僚たちと良好な関係を築いていました。和気あいあいとした雰囲気の職場ですが、ただ一人、どうしても気に入らない人物がいたといいます。  その人物の名は佐藤(仮名)。口がうまく、上司へのゴマすりが得意なタイプでした。松本さんは少し押しが弱く口下手。ただ、設計の技量や知識は折り紙つきで、若手ながら上司からの評価も高かったそうです。 「最初は気にしないようにしていたんです。でも、僕がまとめた案をあたかも自分のもののように発表するんですよ。私も佐藤ほど口がうまければ……。言いくるめられる自分にもジレンマを感じています」  松本さんが淡々と振り返る姿からは、長く募ってきた悔しさがにじみ出ていました。

意を決しての罠じかけ

 転機は大規模プロジェクトのプレゼン準備でした。連日、深夜まで続く打ち合わせ。そんなある晩、佐藤が言い出したのです。 「今日はもう遅いから、俺があとやっとくよ」  その瞬間、松本さんの胸に嫌な予感が走りました。体調も崩しかけていた松本さんは、帰宅を選びましたが、心のどこかで覚悟を決めてもいたのです。 残業「佐藤の魂胆は分かっていました。ある程度プランが出来上がってきたら、少し手を加えて自分の案とするんです。もう我慢の限界でした。だから、パソコンを閉じる際に、わざと寸法の数値を間違えて共通フォルダに保存しました。1の位を全部”9”にして……」  冷静にそう語る松本さん。もし何か問題が発生したら会社を辞める覚悟さえあったといいます。そして、案の定その仕掛けは、後に佐藤を追い詰める決定打となりました。
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計画通りに進んだ作戦
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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