更新日:2025年09月26日 13:09
ライフ

「薬のサブスク化がすすむAGA医療」に異議アリ。治療を一変させる新技術を“治療改善度99%”のクリニックが開発

AGA医療、お手軽になった一方で拡大する課題

薄毛に悩む男性にとって、AGA治療は今や身近な選択肢となった。特にコロナ禍以降、初診からオンライン診療が解禁されたことで、一気に利用しやすくなった側面もある。しかしその一方で「診察がわずか30秒で終わり、半年分の薬が一括で郵送される」といった極端な事例も多発している。 本来であれば、頭皮の状態を確認し、治療の必要性や適切な薬の種類・量を医師が判断するのが医療の基本だ。ところが、現状では初回のオンライン面談さえ行わず、問診フォームとLINEの自動応答だけで薬を発送する「無診察診療」も少なからず散見されている。 こうしたクリニックでは、患者の経過観察や副作用チェックはほぼ行われず、治療効果の有無に関係なく薬が機械的に送り続けられる。いわば「薬の自動販売機」と化しており、治療というより“定期購入サービス”のサブスク化がすすんでいるのだ。 さらに、経営効率を優先するあまり、診察を担当する医師が常勤ではなく、バイト医師やパート看護師が対応しているケースも多い。患者一人ひとりの症例が蓄積されず、医療としての知見がまったく共有されないまま薬だけがばらまかれる現状は、AGA治療が持つ本来のポテンシャルを損ねているといえる。 そんな中、対面での診察と、院内調剤による各患者の症状に合わせた薬の処方を実施してきた、銀座総合美容クリニック(以下、銀クリ)が独自の特許技術をもとに開発した新たな検査技術「SCAVISION(スキャビジョン)」が、AGA治療の概念を根本から変えようとしている。早速、同院を訪れた。 銀座総合美容クリニック

AGAの正しい治療を
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頭皮頭髪を同時に600枚3D撮影

薄くなった気がするけど、具体的にどれくらい薄毛が進行しているかわからず、自分で治療薬を選んで処方された薬をいつまでも飲み続けるしかないーーそんな課題も多いAGA医療の業界に一石を投じるのがスキャビジョンだ。この検査技術の最大の特徴は、2波長の紫外線を用いた3D撮影による頭皮のAI分析データ同院が持つ特許技術の毛量比較技術を組み合わせた点にある。 同院の正木健太郎院長は「例えるならば、保険診療で病院に掛かった時にレントゲン、CTなどの検査を受ける過程のAGA治療版です」と説明する。 「保険診療では、診察→検査→処方という流れが基本ですが、AGAには“検査”がありませんでした。頭皮頭髪を同時に600枚3D撮影してAIで分析するスキャビジョンの誕生によって、内科や外科などの保険診療では普通に行われている“検査”が、ようやくAGA治療で行えるようになったわけです」 AGA治療は保険適用外の自由診療であるため、価格設定も広告も、各クリニックの裁量に委ねられている。そのため、「初回5000円から」などと低価格をうたいながら、実際は注射や高額コースをローン契約で勧める“ゲート戦略”をとるクリニックもかつては少なくなかった。 一方近年は、企業がオンライン診療プラットフォームを作り治療を“通販化”する動きも登場した。対応はほぼ事務スタッフやチャットに置き換えられるため、薄利多売モデルで数を稼ぐ「集客合戦」が加速している一面もある。 これによりAGA治療市場は一見「安価で便利」になったが、裏を返せば医療本来の目的より利益優先のビジネスモデルが広がり、患者が本当に必要な治療や正確な経過観察が後回しになっている現実がある。正木院長が「AGA治療もレントゲンや血液検査のような“検査→診断→処方”のプロセスを確立すべき分野だ」と警鐘を鳴らすのには、こういった背景があるのだ。

銀座総合美容クリニック 正木健太郎院長

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まずはチェック
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科学的根拠に基づく15項目の精密検査

スキャビジョンでは、髪の毛の密度や太さ、軟毛率、毛穴1つあたりの毛髪本数や頭皮の各種状態測定など15項目について、初来院時から定期的にデータを測定し症状を比較する。 ・マクロ検査項目 頭頂部の軟毛率測定/前頭部の軟毛率測定と前額部範囲測定/治療効果のAIシミュレーション(頭頂部・前額部)/髪の密度や太さなど、治療の進行度をスコア化 ・ミクロ検査項目 毛包密度の比較評価/毛穴1つあたりの毛髪本数比較/毛髪の太さ比較/毛量比較/頭皮の各種状態測定(感度、角質、皮脂量、水分量、温度、臭気) 「特殊なデバイスを用いたミクロ撮影画像から、特に毛髪の密度、毛包の単位、毛径、毛量を詳細に測定します。これまでの目視による検査ではできなかった、AGAの進行度をスコア化しマクロ分析と併せて進行度の総合判定を行います」(正木院長)

300パターンを超えるオーダーメイド治療

スキャビジョンの真価は、検査結果に基づいた個別最適化された治療にある。同院では検査データをもとに、300を超える治療薬と治療術のバリエーションから患者一人ひとりに合わせてパーソナライズされた治療を提供している。年間1万回以上の対面診療を実施する医師が多数在籍する安心感と、何より治療開始から1年経過後の治療改善度99%、発毛実感率98%という数字に裏付けされた実績がある。 「治療方法は内服薬治療、メソセラピー、LED治療、洗髪治療、生活改善まで多岐にわたります。ベースとなるAGAの原因となる髪の悪玉男性ホルモンへの治療は当然ながら、症状が著しい場合や内服薬の効果が薄い場合には局所に治療薬を注入する治療なども行います。また、頭皮の皮脂量が過剰な患者には適切なスカルプシャンプーの選定とケトコナゾールを併用した洗髪治療を行い、血行不良が見られる場合には近赤外線LEDセラピーを実施するなど、症状に応じたきめ細かな対応が可能です」(正木院長) どの患者でも同じように治療薬を処方するだけでは高い治療効果を得ることはできない。一口に300を超える治療薬といっても、これは院内調剤で飲み薬を調剤している銀クリだからこそ可能。個々の患者の薄毛の症状や進行具合、体質に基づいた治療薬の反応と合わせた同院の治療効果を、より引き出すために誕生したのがスキャビジョンというわけだ。 銀座総合美容クリニック銀クリでは、スキャビジョンの登場を「AGA医療におけるネクストステージ」と位置づけている。2008年から現在まで185万人以上の患者の治療を行ってきた同院の技術と知見をもとに開発されたものだけに、その期待もひとしおだ。

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薄毛治療の「見える化」がもたらす安心感

従来の「医師の主観による診断」から「客観的データに基づく科学的診断」への転換は、薄毛に悩む男性にとって大きな意味を持つ。なぜなら、自分の症状が数値化され、治療効果も可視化されることで、納得した上で治療を受けることができるからだ。 「成長期に自分の身長がどれくらい伸びたか日々実感できないのと同じで、髪の毛の変化も自分では感じにくいもの。薬を飲むのをやめると薄毛が進行してしまうかもしれないという不安から、処方された薬を飲み続ける患者さんは多いと思います。ただ、例えば代表的なAGA治療薬であるミノキシジルは、元々高血圧の治療薬として開発されたもので、なかには服薬すると胸がドキドキすると仰る方や血圧に影響するなど循環器系の副作用が出ることもあります。また、前立腺肥大の治療薬だったフィナステリドは性欲減退や男性機能低下の懸念もあり、妊活中の男性にはおすすめできません。オンラインでの簡単なやり取りや、LINEのやり取りだけで薬を送るようなクリニックも増えていますが、治療薬の副作用について正しく理解し、定期的な経過観察を受けることが重要です」(正木院長) AGA治療の効果や副作用の影響がどれくらい出てるか分からなくても、薄毛の進行が不安だからとお金を払い続けて薬を飲み続けてしまうのでは「髪の毛を人質にとられている状態」といっても過言ではない。 銀座総合美容クリニック薄毛は多くの男性にとってデリケートな問題だ。だからこそ、治療を受ける際には確かな根拠と効果への信頼が必要になる。スキャビジョンが提供する科学的データは、そうした不安を解消し、治療への確信を与えてくれる。 初月はカウンセリング、スキャビジョン薄毛検査、治療薬の処方などを含めて1,000円(税込)で治療を開始できるプランがある。薄毛が気になり始めた方はもちろん、漠然とAGA治療を受けている男性も、まず自分の現状を正確に把握することから始めてみてはどうだろうか。スキャビジョンの登場により、AGA治療はより確実で安心できるものになったのだから。

東京院、大阪院ともに
駅徒歩1分の好アクセス
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銀座総合美容クリニック (東京院)東京都港区新橋1-9-5 KDX新橋駅前ビル 4~5階 (大阪院)大阪市北区曽根崎新地1-4-20 桜橋IMビル15階 ※診療時間(完全予約制) 月・火・木・金・土 11:00~20:00 日・祝 11:00~19:00 休診日:水曜日 料金:初月1000円、2カ月目以降は、AGA治療内服薬2000円~1万9250円(※保険外の自由診療) 相談・予約は東京・大阪共通のフリーダイヤル(0120・972・335)か、公式サイトから 提供/銀座総合美容クリニック
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