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桜蔭学園→現役医大生の23歳が振り返る“女子御三家”での恋愛事情。「外の世界に興味があった」気質は、現在も変わらず

現役の医大生であり、「医学部あるある」などの動画配信を行うインフルエンサー・にょみさん(sushi._.nian)、23歳。女子御三家筆頭・桜蔭学園中学校高等学校、一浪を経て京都府立医科大学という才媛だが、中高時代は意外にも劣等生だったという。彼女は今年のはじめ、医療クリニックの経営課題をSNSマーケティングで支援する事業を立ち上げた。一介の医大生の立場から覗き見る、医療現場と社会の乖離と理想について語ってもらった。
にょみ

にょみさん

中学のときは、下位10位以内だった

――桜蔭学園といえば誰もが知る超難関校ですが、勉強は昔から得意だったのでしょうか。 にょみ:思い返すとそこまで大きな苦労はしなかったかもしれないですね。隠れてテレビを見たりして勉強に集中ができず、一時桜蔭の合格率が30〜40%に低下してしまい、親から「志望校を変更したほうがいいのではないか」と心配されたことはあります。ただ、入学まではそこまで大きな挫折はなかったかもしれません。 ――入学後のほうが大変でしたか? にょみ:それはもう。桜蔭は、息をするように勉強しているような子たちが集まる学校です。それに対して私は、小学校のときからいろんなことに興味があって、殊に恋愛にはすごく前のめりでした。小説や少女漫画が好きだったからかもしれません。だから勉強に全集中するタイプではまったくなくて……特に中学のときは240人いる生徒のうち、下位10位以内だったと思いますね。

文化祭に遊びに行くのは「同じような偏差値帯の学校」

――恋愛に興味津々となると、超進学校のなかではひときわ目立つ存在なのではないでしょうか。 にょみ:そうかもしれません。私の時代は、学校の垣根を超えて交流したい人たちが集まるグループLINEがあって。同世代のいろんな人たちと気軽に知り合うことができました。そこで知り合った男の子の学校の文化祭に息巻いていくような、そんな学生時代でしたね。
にょみ

桜蔭時代から行動的だった

――青春ですね! ただ、文化祭で仲良くなれたとしても、学園の子だってバレると相手が偏差値に圧倒されてしまったりしそうですが。 にょみ:中高生なりに、同じような偏差値帯の学校に行くようにしていました(笑)。たとえば男子御三家とか国立とか、それに匹敵するような他県の学校とかですね。
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にょみさんが手掛ける【SNSマーケティング支援事業