更新日:2025年10月01日 17:48
ライフ

「ダサい中年男性」はだいたい身に着けている“時代遅れなアウター“ワースト5

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第551回をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

今、着ていたらともかく恥ずかしいアウター

 今回は着ていたら時代遅れ! おじさん確定!  買っちゃいけない「10年前のトレンドアウター」5選をお届けします。

①バーバリーチェックが入ったコート

バーバリー 日本市場でバーバリーが流行ったのは安室ちゃんが火付け役。  JKの間でバーバリーチェック柄のマフラーが大流行し、その流れに乗って日本のみでの独自展開(ライセンス)ブランド「バーバリーブルーレーベル」「バーバリーブラックレーベル」が市場を席巻。アウターもパンツもバッグもギフトもバーバリー一色といえるくらい大人気の時代がありました。  しかし、そんな2ブランドも本国イギリスとの契約に伴い、展開終了。本国バーバリーブランドもあの手この手と頑張っているが古臭い匂いが消しきれず、人気失速気味。24年度には赤字転落で大規模なリストラ、コスト削減を行い、立て直しを図っています。

おじさん愛用品に成り下がる

 今や「そういえばあったよね」くらいまで人気が失速しつつある「バーバリーチェック」。  全盛期である2000~2010年頃に大流行したチェック柄全開のアウターなどは名実ともに「時代遅れ」。若い子はピンと来ず、おじさん愛用品に成り下がりつつあります。  本国バーバリーブランドはチェック柄の表現などを工夫しトレンド感を獲得していますが、10年前に買った・もしくはアウトレットで安く手にしたバーバリーチェック柄全開のアウターはちょっと痛々しいかも。街を見渡せばわかる通りですが、今着ている人かなーり少ないですよ……。
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トレンドがもう一巡するまで熟成
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