初心者向けなのに2400万画素のデジタル一眼レフ
【ニコン D3200】
ニコンからエントリー向けのデジタル一眼レフカメラ「ニコン D3200」(以下D3200)が発売。有効画素数は約2400万画素で、レンズマウントはニコンFマウント。1920×1080/30pのフルHD動画を撮影できる。サイズはW125×D76.5×H96mm、重量は455gとコンパクトで軽い。この価格帯で2400万画素の性能というだけで物欲を刺激される。さっそくD3200の魅力を徹底チェックしてみよう ◆エントリー向けデジ一眼なのに2400万画素の高解像度を実現! ニコンからエントリー向けデジ一眼の新モデル「D3200」がお目見えした。「D3200」のウリは2400万画素という高画素センサー。これほど高解像度なら、写真の一部を拡大して印刷しても画像が粗くならないので、望遠レンズを購入しフレームを決めるよりも、お手軽にベストショットが撮れる。写真の初心者には頼もしいところ。ISO感度は100~6400、拡張感度は1万2800まで上げられる。高感度撮影時のノイズも抑えられているので、ISO3200ぐらいなら十分、実用レベル。薄暗いところでもフラッシュなしで撮影できるので、雰囲気たっぷりの写真が撮れる。 動画撮影も可能で、1920×1080ドット/30pのフルHD動画に対応。追尾AFを使うことで、動く被写体にピントを合わせ続けることもできる。 前モデル「D3100」と同様、軽量コンパクトなのも大きな魅力。ハイエンド一眼には1㎏以上ある製品も珍しくないが、ビギナーには重すぎる。その点「D3200」は約455gと軽く、デジ一眼デビューの人でもラクに使いこなせる。 特に物欲を刺激されたのが、ワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」に対応している点。撮影した写真や動画をスマートフォンに転送できるのだ。撮影してすぐにSNSにアップしたり、メールで転送できるのは便利。スマホをファインダー代わりに使い、リモート撮影できるのも楽しそう。アダプターが約5000円と安いのもうれしい。Androidのみの対応だが、今秋にはiOSデバイスにも対応する予定だ。 「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3・5-5・6G VR付き」レンズが付いたセットでも9万5000円前後と手頃なので、このタイミングで、デジ一眼デビューを狙っている人にはイチオシ。「WU-1a」も購入して、ベストショットを片っ端からネットで公開してはどうだろうか。■ITライター柳谷智宣の物欲刺激度 2.5/3
■ 編集担当Kの物欲刺激度 2/3
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