「東大を出てもお金持ちにはなれない」東京に住む“異常なコスパの悪さ”とは。東大生の生涯年収から計算してみた
―[貧困東大生・布施川天馬]―
「教育はコスパ最高の投資」と言われます。
だからこそ、受験に対する期待値は上がり続けており、現代ではおよそ30%もの子どもが中学受験に参加するそうです。ですが、本当に「中学受験➡中高一貫校➡名門大学」は価値があるのでしょうか?
コンサルティング会社AFGの推計によれば、東大卒の生涯年収はおよそ4.6億。仮に現役合格・ストレートで卒業し、定年の60歳まで働いたとしても、平均年収額は約1180万円にすぎません。
もちろん、これが平均年収より大幅に高いことは理解しています。
ただ、仮に都内に居を構えるとすれば、年収1200万程度だと「お金持ち」にはなれません。できることといえば、せいぜい子どもを塾に通わせながら、年に一度家族で海外旅行をするなど「プチ贅沢」が関の山でしょう。
批判されがちな「東京一極集中」ですが、東京に住むにはそれなりに経済力がいる。東大を出てすらも「小金持ち」に甘んじなければならない程度には、住めない街と化しているのです。
であれば、わざわざ東大を選んで、東京に住む必要性はあるのでしょうか?
東大じゃなくても、もしくは東京じゃないほうが、「コスパ」は優れているのでは。今回は、教育における上京のメリットについて考えます。

※画像はイメージです
高騰する東京の居住コスト
東大➡東京就職と旧帝➡地方就職のコスパ差
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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