エンタメ

「27歳なのにハタチ」元セクシー女優が“嘘プロフィールの実態”を暴露。「ネットで即バレ時代」による弊害

 セクシー女優とは、エンターテイメントを提供してお金をもらう演者だ。お客を楽しませることが必要不可欠で、夢を見せ続けるために、ちょっとやそっとの嘘も仕事のうちである。
たかなし亜妖さん

※画像はイメージです。 
画像生成にAIを利用しています

 自分を売り物にする商売は、まずキャラクター設定をしなければならない。これがブレてしまうとうまく売れないほか、プロ意識も芽生えづらい。オモテとウラの事情が相まるからこそ、キャラ作りは非常に重要な工程と言えよう。  昔はセクシー女優と言ったら、何もかもが設定まみれだった。出身地・年齢・血液型、そして仕事を始めた動機も真実とは遠くかけ離れた人が多かったのである。  現在は、身バレを恐れる女優が減ったため、度の過ぎた作り込みはかなり減っている。また近年の“ぶっちゃけキャラ”のウケの良さも関係して、キャラ設定事情にも変化が起きた。

“無理のある設定”が消えた?

 昔は身バレ防止のため、出身地を偽るのが定番だった。地元が田舎であればあるほど、バレの確率が上がるせいで「秋田から出てきたのに東京出身設定」など、「無理だろそれ!」とツッコミたくなるような強行突破も珍しくはなかったという。  ただ方言の訛りがヒドいとか、本格的に身バレしない限り出身地の大幅変更は疑われづらい。中には設定を本気で信じて同郷である点に親近感を覚えるファンや、イベントで「地元の○○おいしいですよね。知っていますか?」といった人も現れる。  演者本人からすると少し罪悪感が生まれるけど、身バレ防止となるため、かつてはオーソドックスな作り込みの一種だったのである。

すぐに過去を検索されてしまう時代に…

 他にもアスリートでないのに元スポーツ選手など、無理のある設定も昔はバンバン登場していた。ファンもわかってはいるけど目を瞑り、「まぁ、セクシー業界ってそんなもんだし」と割り切るのが一般的だったものの、近頃はこの手の強行突破が少なくなっている。  ユーザーの目は肥えてすぐに疑うし、PCやスマホで調べられてしまう。ネットの力は偉大で、あまりに盛りすぎると即バレして信用を失うせいで、何事にも“リアル”を求める時代へ突入したのだ。  大幅な作り込みがなくなると女優自身のリアルを感じられていい、なんて意見がある。確かにそれはそうなのだが、筆者個人としては「ありえない設定もセクシー業界のお家芸で面白かったのに」と、少し思ってしまうのだが……。
次のページ
「27歳だけどハタチ」「AB型なのにO型」は今でもある
1
2
3
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
X(旧Twitter):@takanashiaaya

記事一覧へ