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挨拶なし、業務中にスマホ…会長のコネで入社した新入社員が“数か月で消えた”意外な理由

 人間は傲慢になってはいけません。常に謙虚でいなければいけません。  ただ、時々調子に乗ってしまうのもまた人間。そこには“金”や“権力”などが影響を与えているようです。  今回取材に応じてくれた男性は、自身の職場でそのような現場を目の当たりにしたそうです。

会長室の影がチラつく「特別枠」の新人

「最初から、どこか浮いていたんですよ。明らかに他の新入社員とは放っている空気が違いましたから」
会長室の影がチラつく「特別枠」の新人

※画像はイメージです

 建設機械メーカーの中堅社員として働く三好さん(仮名・38歳)は、数年前の春に入社してきた新人たちの第一印象をそう語ります。  女性3名、男性5名の計8名。海外向けの特殊製品を扱う同社では、例年、男性陣は技術系の質実剛健なタイプが揃うのが常でした。  しかし、その中の一人、長身でスーツ姿も決まっているイケメンの男性社員だけは異質でした。  入社後しばらくして、彼が「会長の幼馴染の孫」であるという事実が社内に知れ渡ります。 「一般社員には伏せられていたんですが、いわゆる超ド級の『コネ入社』だったんです。それを聞いて、彼のあの尊大な態度も、周囲がどこか腫れ物に触るような扱いをしていたのも、すべて合点がいきました」  三好さんによれば、その新人社員には組織の一員としての自覚がみじんも感じられなかったといいます。廊下で先輩である三好さんとすれ違っても挨拶一つせず、それどころか目も合わせない。まさに「特別枠」を隠れみのにした、絵に描いたようなモンスター新人の登場でした。

「野放し」にされたイケメン新人の傲慢な日常

 配属先は法人営業部門でしたが、彼の評判は瞬く間に地に落ちました。  新入社員同士で親睦を深める様子もなく、休憩時間はおろか、業務中もデスクでスマートフォンを眺めている始末。教育担当が注意を促しても、鼻で笑うような態度で受け流していたといいます。 「営業先でも愛想の悪さは相変わらずだったようで、同行したメンバーは皆『あいつは使えない』とさじを投げていました。でも、上司たちは会長の顔色を伺って、見て見ぬふり。完全に野放し状態でしたね」  三好さんは、その新人が醸し出す「自分はこの会社に守られている」という根拠のない全能感が、職場全体の士気を下げているのを感じていました。誰もが、この不条理な状況が定年まで続くのではないかと、暗たんたる気持ちでいたのです。  ところが、そんないつもと変わらぬ悪態の日々に、唐突に終止符が打たれることになります。きっかけは、彼のバックボーンである”会長の幼馴染”が経営する金属加工会社の不祥事でした。
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崩れ去った「後ろ盾」と豹変した態度
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愛犬と暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営

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